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2020年10月13日 産業労働局, (公財)東京都農林水産振興財団
東京の森林は、「東京の木 多摩産材」の供給をはじめ、災害の防止や二酸化炭素の吸収などの多面的な機能を発揮し、都民の生活を支えています。森林を健全な姿で次世代に引き継ぐためには、伐採・利用・植栽・保育という「森林の循環」が不可欠であり、継続して木材を利用することが重要です。
全国的にも住宅着工戸数の減少が見込まれる中、東京での木材利用を拡大するためには、中・大規模建築物での新たな木材需要を創出していく必要があります。しかし、一定規模以上の建築物の木造木質化は設計の難易度が高いことなどから、東京での建築事例は極めて少ない状況です。そこで、中・大規模建築物の木造木質化を実現する設計段階で支援を行う新たな取組を開始します。これにより、中・大規模建築物の木造木質化促進と、全国各地の木材利用促進、さらに森林整備への好循環へと繋げていきます。
photo by Jérémie Souteyrat
事業イメージ(柳小路南角)
都内に建築を計画する民間施設において、木造木質化の設計にかかる経費の一部を補助
補助対象となる建築物の建築主(施主)
建築物の実施設計(設計委託等)に対する補助
補助対象経費の2分の1以内
(補助下限額500万円・上限額5,000万円)
一定規模以上の建築物で、国産木材の使用量を床面積1平方メートル当たり概ね0.18立方メートル以上として設計すること(うち、多摩産材を一定割合以上使用すること)等
令和2年10月13日(火曜日)から随時受付
申請方法や必要書類等については、下記財団までお問い合わせください。
本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「次世代に引き継ぐ東京の未来の森プロジェクト」
問い合わせ先 産業労働局農林水産部森林課 電話 03-5320-4855 (公財)東京都農林水産振興財団森の事業課 電話 042-528-0641 |
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