2020年10月14日
建設局
「葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画」を策定しました
東京都では、「葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画(素案)」(令和元年12月公表)に対して、皆様からお寄せいただいたご意見も参考に、この度「葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画」を策定しましたので、「ご意見の概要及び東京都の考え方」とあわせてお知らせします。
本計画は、平成31年1月に策定した「葛西臨海水族園の更新に向けた基本構想」の実現方策として、新たな水族園の展示のねらいや施設規模、事業手法等について定めています。
なお、葛西臨海水族園は、新たに建設する建物に水族園機能を移設することとしますが、現在の葛西臨海水族園の施設についても、利活用の可能性や採算性等について検討してまいります。
記
1 策定内容
「葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画」
2 事業計画のポイント
1)葛西臨海水族園のあり方
- 新たな理念を「海と接する機会を創出し、海と人とのつながりを通して海への理解を深める水族園」とし、持続可能な社会の実現に貢献することを重視した取組を継続的に実施
- 工事期間中の生き物への影響や休園期間を最小限に抑えるため、既存施設とは別に建築する建物に水族園機能を移設
2)葛西臨海水族園の新たな姿
- 海の生態系のリアルな再現を目指し、ICT等も活用した展示・空間演出で学習効果を向上
- 現在よりも延床面積を拡充し、22,500平方メートルを予定。バリアフリーやメンテナンス性能を確保し、換気機能の強化等の様々な危機管理に対応できる施設として整備
- なぎさ等の周辺環境や周辺施設とのつながりに配慮し、葛西臨海公園全体の魅力を高める施設とする
3)実現手法
- 事業手法として、主に建物の整備及び維持管理にはPFI-BTO手法、飼育展示や教育、調査研究等の水族園の根幹となる業務には指定管理者制度を活用
- 現時点では、施設整備費は約244億円から約276億円程度と試算し、今後も精査
- 令和8年度に予定している新たな水族園の開園に向け、令和2年度より新たな水族園の整備水準の検討等を開始。
3 入手の方法
建設局ホームページからダウンロードできます。
4 都民意見の概要
- 募集期間
令和元年12月26日(木曜日)~令和2年1月25日(土曜日)
(令和元年12月26日報道発表)
- ご意見数
268通、522件
- ご意見の概要及び東京都の考え方
建設局ホームページからダウンロードできます。
問い合わせ先
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5368 |