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令和2年(2020年)11月19日更新

報道発表資料

自然環境や生きものに関する情報

<世界の生きものに関する情報>
生物多様性の専門家が参加する政府間組織は、グローバル評価報告書(2019年5月)【注1】において、「今後数十年で、約100万種の生物が絶滅するおそれがある」として、世界に警鐘を鳴らしました。この調査結果は、人間活動が「以前にも増して、生物種を脅かしている」とし、動植物群全体の約25%がぜい弱な状態にあるという事実に基づいています。

<東京の自然環境に関する情報>
都は、2019年9月に2018年の「みどり率【注2】」を公表しました。調査結果によると、2013年の53.0%から2018年には52.5%と、東京のみどりが0.5ポイント減少していることが分かりました。

【注1】生物多様性と生態系サービスに関するグローバル評価報告書2019:国連環境計画(UNEP:環境分野における国連の主要な機関)により設立された生物多様性及び生態系サービスに関する政府間組織(IPBES)により公表
【注2】みどり率:緑が地表を覆う部分に公園区域・水面を加えた面積が、地域全体に占める面積


Q7 あなたは、自然環境や生きもののことを考えて行動していく際に、どのような情報が必要だと思いますか。次の中からいくつでもお選びください。

MA(n=484)
グラフの画像1

※1 エコツーリズム:地域の自然環境や歴史文化を体験しながら学ぶとともに、その保全にも責任を持つ観光
※2 森林認証:適切に管理された森林の木材とその木材から作られた製品であることを証明する認証

調査結果の概要

自然環境や生きもののことを考えて行動していく際に、どのような情報が必要かについて聞いたところ、「都内の在来の生きものに影響を及ぼしている外来の生きものに関する情報」(60.5%)が約6割で最も高く、以下、「絶滅のおそれのある都内の希少な野生動植物の現状やそれらの生息環境等に関する情報」(57.6%)、「地球温暖化や食糧生産の拡大等に伴う世界の自然環境の悪化に関する情報」(48.8%)などと続いている。

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