2020年11月24日　 都市整備局

_{東京のしゃれた街並みづくり推進条例}
外神田一丁目南部地区を街並み再生地区（10件目）に指定しました！
_{秋葉原文化の継承や神田川の水辺をいかしたまちづくりを目指して}

東京都は、東京のしゃれた街並みづくり推進条例の街区再編まちづくり制度に基づき、外神田一丁目南部地区を街並み再生地区に指定しました。あわせて、同地区のまちづくりのガイドラインである街並み再生方針を定めましたので、お知らせします。

街並み再生方針等のポイント：括弧内は添付資料のページ数（添付資料：外神田一丁目南部地区　街並み再生方針）

まちづくりの目標（2ページ）

老朽化した建築物の機能更新の機会を捉え、細分化された敷地の統合・集約化等を推進し、秋葉原全体の活性化に寄与する商業・業務等の機能を導入するとともに、訪れる人のための安全・安心な空間を形成

公共施設、敷地の整備（3～4ページ）

• 建築物の外壁面の後退によるゆとりある快適な歩行者空間の整備
• 神田川沿いの水辺をいかした親水広場や船着場の整備
• 親水広場と秋葉原中心部とをつなぐ歩行者ネットワークの整備
• 広場やポケットパークの整備　など

建築物等の整備（5～6ページ）

• 秋葉原らしい個性をいかした文化を継承するためのにぎわい施設を誘導
  （例）電化製品・モノづくり部品店、電子工作施設、サブカルチャー系店舗　など
• 観光客を受け入れるための宿泊・情報発信施設を誘導
  （例）観光インフォメーションセンター、歴史紹介ライブラリ　など

親水広場につながる地区内南北動線（イメージ）

街並み再生を誘導するための緩和措置（7～8ページ）

地域の課題解決に資する様々な取組を貢献内容として評価し容積率を緩和

（例）

• 広場状や歩道状の空地の確保
• 宿泊施設や低層階へのにぎわい施設の導入
• 地域の生活を支える既存の「公共施設（斎場、清掃事務所等）」の再整備
• 神田川沿いの船着場及び護岸の整備
• 船着場と一体となった親水広場の整備
• 地区内の無電柱化　など

街区再編まちづくり制度とは？

密集市街地などまちづくりの様々な課題を抱える地域において、地域の実情に即した規制緩和を行うことにより、共同建替え等のまちづくりを段階的に進め、魅力ある街並みの実現を図る都独自の制度

• 東京のしゃれた街並みづくり推進条例ホームページ

参考

本地区の街並み再生方針及びこれまで定めた街並み再生方針（計10地区）はホームページに掲載しております。