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報道発表資料  2020年12月23日  交通局

都営浅草線ホームドア整備について

交通局では、ホーム事故「0」を目指して、ホームドアの整備を進めており、令和元年度までに、三田線、大江戸線、新宿線の全駅と、浅草線の新橋駅、大門駅、三田駅、泉岳寺駅の4駅で完了しています。
残る浅草線15駅についても、令和5年度(2023年度)までの整備完了を目指して、下記の工程で設置しますので、お知らせします。
なお、押上駅は、整備主体となる京成電鉄が整備を行います。

1 工事概要

令和3年(2021年)秋に東銀座駅から設置を開始し、令和5年度(2023年度)までに整備完了を目指します。

2 工程

浅草線ホームドア設置予定

ホームドア設置予定の画像

3 ホーム上の安全対策

  • 全ての駅で、駅係員によるホーム監視を行うほか、警備員を配置しています。
  • 視覚に障害をお持ちのお客様への声かけを徹底するなど、安全の確保を図ります。
  • 工事中の駅では、ホーム上の警備員を増やすとともに、自動音声案内装置を設置し、音声による案内を行います。

4 工事に関する情報提供

参考 都営浅草線ホームドアのシステム概要

  • 都営浅草線は、複数の鉄道事業者による相互直通運転を行っており、車両の編成数や扉の数が異なる様々な列車が運行されています。このため、従来の方式によりホームドアを導入すると、各社の車両改修が必要になり、多くの経費と時間がかかってしまいます。
  • そこで、車両の改修を必要としないQRコードを用いたドア開閉連動技術を採用し、これらの課題を解決しました。今回の工事も、先行整備した4駅と同様にQRコードを用いたドア開閉連動技術により制御します。
  • この技術は、交通局と株式会社デンソーウェーブとで共同開発し、地下鉄では都営浅草線が初めて採用しています。また、他の鉄道事業者におけるホームドア整備の一助となるよう特許をオープンにしています。
  • すでに京浜急行電鉄株式会社、神戸市交通局(神戸市営地下鉄)で実用化されているほか、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)での実証試験が始まるなど、鉄道各社に広まり始めています。

ホームドアシステム概要1

QRコードを車両ドアに貼り、ホーム上のカメラ(読み取り装置)で車両ドア数、編成車両数などの情報やQRコードの動きを検知します。⇒車両ドアの開閉に合わせてホームドアを開閉します。

ホームドアシステム概要2

問い合わせ先
都営交通お客様センター
電話 03-3816-5700(9時00分~20時00分 年中無休)

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