2021年01月18日
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部
都立広尾病院職員の新型コロナウイルス感染について(第1465報)
都立広尾病院に勤務する看護師が、新型コロナウイルスに感染したことが判明しましたので御報告します。なお、今回の感染確認による診療体制への新たな影響はありません。
1 当該職員の基本情報
年代:30代
性別:女性
職種:看護師(常勤職員・病棟勤務)
居住地:都内
2 経過等
(1) 経過
1月11日(月曜日)
1月12日(火曜日)
1月13日(水曜日)【発症日】
- 夜勤明け、朝帰宅。帰宅後、軽度の頭痛が出現し医療機関を受診。以降、自宅療養
1月15日(金曜日)
- 発熱、倦怠感が出現したため、当院を受診し検査の結果、「陽性」が判明。現在、自宅療養中
(2) 現在判明している事実
- 当該職員は、勤務中は常時マスクを着用し、手指消毒を行うなどの感染予防策を実施していた。
- 所管保健所の指導・助言を踏まえ、当該職員の発症前2日以降の当該職員との接触者を調査したところ、現時点で把握している限り、19名(入院患者13名及び看護師6名)である。このうち、所管保健所から濃厚接触者に該当すると判断されたのは、看護師1名である。
- 当該職員と接触があった患者及び職員に、現在、感染を疑わせる咳・発熱等の症状は認められない。
- 当該病棟は、新型コロナウイルス感染(疑い)患者が入院する病棟ではない。
3 病院の対応
- 当該職員の濃厚接触者に該当した職員1名は、1月15日(金曜日)から自宅待機とした。今後、PCR検査を実施する。当該職員と接触があったその他の患者13名及び職員5名は、健康観察を継続し、症状が出現した場合は検査を実施する。
- 感染経路については、現在のところ不明であり、保健所の調査に協力していく。
- 院内の病棟等は、日々消毒を実施している。
- 職員のマスク着用や手指衛生などの標準予防策の徹底及び感染管理担当(ICT)による巡回点検を引き続き実施する。
4 今後の診療について
当該職員は、発症以降は当院に勤務していないこと、勤務中は常時マスクの着用と手指衛生を実施していたこと、当該職員の所属部署の職員に現在症状を訴える者は出ていないこと、当院では標準的な院内感染対策を行っていることから、一部の診療機能を除き、通常診療をこれまでどおり継続する。
現在制限している診療機能
- 令和2年12月31日(木曜日)に報道発表した一般病棟の新規入院患者の受入れ
- 救命救急センターの新規受入れ及び入院を要する救急患者の受入れ
※今回感染が判明した職員が勤務する病棟は、上記の一般病棟とは異なる。
関連情報
東京都防災ホームページ 東京都新型コロナウイルス感染症対策本部報
問い合わせ先
広尾病院事務局庶務課
電話 03-3444-1181
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話 03-5320-5835 |