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令和3年(2021年)1月28日更新
葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、第一線で活躍する研究者やナチュラリストが海や川の環境、そこにくらす生き物のおもしろさ、そして研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座「海の学び舎」をオンラインで開催しています。
今年度は全3回、葛西臨海水族園における「研究」をテーマに開催しています。第1回はフィールド調査でわかったチョウチョウウオの仲間「ユウゼン」の生態について、第2回は深海生物「メンダコ」の生態と長期飼育へ向けた取組について紹介しました。
そして、最終回の第3回は番外編!水族園に在籍する動物分類学者にフォーカスします。海には、人間に見つかっていない生き物がまだまだたくさんいます。熱水噴出孔や超深海底のような極限環境から、身近な海辺にまで、実際の調査の様子を紹介し、海の中から新種を見つけ名づける研究についてお話しします。また、当日は水族園の水槽にいる小さな生き物をライブで探すことにも挑戦します。もしかしたら新種が見つかるかも?高校生・大学生のみなさん、ぜひご参加ください。
いろいろなカイミジンコ
深海調査で獲れたセンジュナマコ
令和3年2月28日(日曜日) 10時00分~12時00分
ご自宅 ※ウェブ会議サービス「Zoom」を使ったリモートで実施します。
高校生・大学生
50名 ※事前申込制(先着順)
無料 ※通信料は参加者ご自身の負担となります。
「新種を見つける 超深海から海辺まで」
田中隼人(葛西臨海水族園 教育普及係)
この地球上にどんな生物がどれだけいるのかを把握することは、生態系や生物多様性を理解するうえで重要なことのひとつです。地球の面積の約7割を占める海には、いまだ調査されていない場所が多く、身近なところであっても人に知られていない生物が数多くいると考えられています。
今回は、私が専門としているカイミジンコという小さな甲殻類(エビ・カニの仲間)を例に、世界で誰も見つけたことがない種を発見して記載する分類学的研究について、超深海から身近な海辺にいたるまで、さまざまな場所で調査を行っている様子を交えながら紹介します。また、生物学を志すようになってから水族園へ来るまでの私の履歴についてもお話しします。
昭和58年神奈川県生まれ。平成19年静岡大学理学部生物地球環境科学科卒業。平成24年静岡大学創造科学技術大学院博士課程修了。博士(理学)。静岡県立富士宮西高等学校非常勤専門支援員、日本学術振興会特別研究員PD(広島大学)、東京大学海洋教育促進研究センター特任研究員などを経て、平成30年から葛西臨海水族園教育普及係に所属。動物解説員として水生生物の解説や教育普及活動に従事している。
田中隼人/水族園の裏側ガイドツアー中
葛西臨海水族園ホームページ(東京ズーネット(外部サイトへリンク))の受付フォームからお申し込みください。
お申込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園教育普及係までご連絡ください。
※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
令和3年2月25日(木曜日)送信分まで有効
※1月28日(木曜日)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際は、葛西臨海水族園ホームページでお知らせします。
※実施についての最新の情報は葛西臨海水族園ホームページをご確認ください。
このイベントは公益財団法人藤原ナチュラルヒストリー振興財団40周年記念事業のひとつとして実施します。
【葛西臨海水族園】
※臨時休園中です
※再開園時は整理券予約システムにより1日の入園者数を制限する予定です。
※最新の情報は東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご確認ください。
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