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2021年03月18日 総務局
東京都、島しょ6町村(利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村及び八丈町)及び株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、以下ドコモ)は、東京都の島しょ6町村におけるデジタル技術を活用した教育の推進を目的に連携協定(以下、本協定)を、令和3年3月18日(木曜日)に締結しました。
現在、総務局では「「未来の東京」戦略ビジョン」や「スマート東京実施戦略」に基づき、各局と連携して「デジタル技術を活用した島しょ地域の社会課題解決プロジェクト」に取り組んでいます。
当プロジェクトは、「デジタル技術を積極的に活用し、生活環境の改善、産業振興、行政サービスの向上といった、島しょ地域の様々な社会課題を解決すること」を目的としており、当面は八丈町をモデルにプロジェクトを展開し、効果が得られたものについては順次他の島しょ町村にも展開していく予定です。
当プロジェクトの柱のひとつとして教育分野を挙げており、八丈町におけるデジタル技術を活用した教育の推進を他の島しょ町村にも展開し、利島村、新島村、神津島村、三宅村及び御蔵島村を加えた6町村にて連携していくこととなりました。
本協定は、島しょ6町村の教育課題の検討とオンライン学習環境の整備・構築を目的としています。具体的には、島しょ6町村において学校や役場等の島内主要地域における電波調査結果を踏まえた通信品質の向上に取り組み、小中学校の児童・生徒へ、一人1台LTE通信に対応したタブレットPC端末を貸与します。また、島しょ6町村が同一のオンライン学習支援サービスを活用する新しい学習環境を構築します。これにより、児童・生徒と教員との双方向コミュニケーションを活発化するとともに、島しょ町村間の連携を強化します。さらに、島しょ6町村の教員が既にデジタル技術を導入している、あるいはこれから導入する予定の他の自治体や学校と交流し、働き方に関する事例やノウハウを共有することで、島しょ6町村の教職員の働き方改革や、学校運営の効率化を検討・推進してまいります。
東京都及び島しょ6町村は、本協定を通じて、子どもたちの学習機会の保障、学びの質の向上及び教職員の働き方改革・学校運営の効率化に寄与し、東京都の島しょ6町村ならではのデジタル技術を活用した教育モデルの確立を進めてまいります。
東京都、島しょ6町村及び株式会社NTTドコモにおけるデジタル技術を活用した教育の推進に向けた連携協定
令和3年3月18日(木曜日)
本協定に係る各種調整
問い合わせ先 総務局行政部振興企画課 電話 03-5388-2444 |
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