ここから本文です。
2021年03月19日 福祉保健局
自殺に追い込まれるという危機は「誰にでも起こり得る危機」であり、誰もが当事者となり得る重大な問題です。
東京都の自殺者数は、平成23年をピークに減少傾向でしたが、令和2年は、前年と比較し増加しました。また、新型コロナウイルス感染症による影響は、健康問題にとどまらず、失業や休業等による就労環境の変化や、生活の不安定化等による心身面の不調など、都民生活のあらゆる面に拡大しており、今後も自殺リスクの高まりが懸念されています。
東京都では、例年より期間と内容を拡充し、「自殺防止!東京キャンペーン」を実施していますが、年度末に向け、相談事業や普及啓発をより重点的に実施しますのでお知らせいたします。
東京都の相談窓口について、3月下旬に、特別相談として以下のとおり相談受付時間の延長を行います。
<参考:通常の相談時間>毎日14時00分から翌5時30分
※0570で始まるナビダイヤルは、携帯電話の無料通話、かけ放題プラン等の対象外です。
<参考:通常の相談時間>毎日15時00分から22時00分まで(受付は21時30分まで)
上記の他にも、悩みを抱え困っている時に相談できる、様々な専門の相談窓口があります。
詳細はホームページからご覧ください。
自殺につながるような悩みを抱える方に気付き、対応をするゲートキーパーの役割について、分かりやすく紹介する動画を作成しました。
ゲートキーパーとは、自殺のリスクにつながるような悩みに気付き、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格は必要ありません。 |
ゲートキーパー啓発動画「気付いたら 声をかけるその勇気」
ゲートキーパーの役割である、悩みを抱えている人に気付き、声をかける様子を15秒バージョンと30秒バージョンの動画で分かりやすく紹介しています。
自殺対策基本法が定める自殺対策強化月間に合わせて、ライトアップを行います。
※新型コロナウイルス感染症の流行状況を鑑み、内容の変更または中止をする場合があります。
参考:令和2年9月実施時
国が定めた「いのち支えるロゴマーク」に使用されているオレンジ、みどり、ピンク、あおの4色を点灯します。
「いのち支えるロゴマーク」は、自殺対策の相談対応で重要な「気づき、傾聴、つなぎ、見守る」の流れを一体的に行うことで、いのちを支えるという決意が込められています。
キャンペーン期間中の様々な取組についての詳細は、福祉保健局ホームページをご覧ください。
問い合わせ先 福祉保健局保健政策部健康推進課 電話 03-5320-4310 |
Copyright (C) 2000~ Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.