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2021年03月22日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
平成23年3月11日に発生した東日本大震災。10年が経過したいま、記憶と経験の風化をどう防ぐかという問題が指摘されています。大規模災害はひとたび発生すると、多くの人命を危険にさらし、避難に際して、またその後の復興のプロセスにおいても様々な人権上の問題を派生させます。こうした問題を防ぐためにも、私たちは過去の災害を忘れず、そこから多くを学ぶ必要があります。そこで、東日本大震災の際に津波による被害が甚大であった場所の一つ、宮城県の南三陸町に派遣され、およそ1年間にわたり現地に滞在して取材活動を続けた新聞記者の方を講師として、災害と人権について考える講座を企画しました。
震災により家族やそれまでの生活、働く場を失った人々の声を、東北の被災地に身を置きながら伝えてきた講師に、これまで感じてきた思いとともに、10年の節目に合わせてお話しいただきます。災害の記憶と教訓をどのように伝え残していくべきか、参加者一人ひとりが考える手がかりとしてもらいたいと思います。
令和3年度人権問題都民講座
「『災害特派員』は何を伝えてきたか これまでの10年、これからの10年」
令和3年4月17日(土曜日)午後2時00分から午後4時00分まで
オンラインおよび東京都人権プラザ セミナールーム(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル 1階)にて同時配信。
三浦英之氏
朝日新聞記者、ルポライター。1974年神奈川県生まれ。東日本大震災発生翌日に被災地に入り、18日間被災地を歩き記事を配信。その後、大手新聞社としては異例の現地駐在員(「南三陸駐在」)として宮城県南三陸町に赴任し、約1年間、現地の人々と生活を共にした。ジャーナリストとしては、日中戦争の最中、旧満州に存在した最高学府「満州建国大学」の卒業生たちの戦後を追った『五色の虹』(2015年)で開高健ノンフィクション賞を受賞。また、被災地取材の記事をまとめた『南三陸日記』(2013年)で平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。新刊に『白い土地』(2020年)、『災害特派員』(2021年)など。
東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
要事前申込み。人権プラザ会場定員:40名/リモート参加(Zoomミーティングを予定):100名。応募多数の場合は抽選。参加無料。
東京都人権プラザ
電話 03-6722-0123
ファクス 03-6722-0084
Eメール fukyu3101(at)tokyo-jinken.or.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
※ファクス・Eメールでお申し込みの場合は、件名に講座名を明記のうえ、(1)代表者名(2)参加人数(3)住所または所属団体(4)電話番号をご記入ください。
令和3年4月12日(月曜日)
人権プラザ会場では手話通訳あり。託児保育は要事前申込み(詳細はお問合せください。)
ご来館に当たりましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策にご協力いただきますようお願いします。詳細は東京都人権プラザホームページでご確認ください。
大規模災害に関する書籍展示を実施
(人権プラザロビーギャラリーを使用予定)
本件は、「『未来の東京』戦略ビジョン」を推進する先導的事業です。
戦略6 ダイバーシティ・共生社会戦略「インクルーシブシティ東京プロジェクト」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及啓発課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2588 |
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