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報道発表資料  2021年03月25日  福祉保健局

令和2年度「都民の健康や地域とのつながりに関する意識・活動状況調査」結果(概要)について

健康増進法に基づく都道府県健康増進計画である「東京都健康推進プラン21(第二次)」では、「健康寿命の延伸」と「健康格差の縮小」を総合目標としています。
その目標の達成状況を把握するため、東京都では、都民の皆様の健康や生活習慣に関する意識、地域での活動状況等に関して、平成25年度に引き続き、調査を実施いたしました。
このたび、調査結果(概要)がまとまりましたので、お知らせいたします。

主なポイント

「自分の健康状態を、『よい』と感じている」人の割合は8割を超える

自分の健康状態に対する意識は、「よい」(30.0%)と「まあまあよい」(53.7%)を合わせた『よい(計)』が83.6%と、平成25年度調査(80.7%)と比べ、2.9ポイント増加している。
『よい(計)』は、男女とも若い年代ほど高い傾向がみられ、また、平成25年度調査と比べ、多くの年代で増加している。男女別にみると、「健康状態を『よい(計)』と感じている」が男性で4.0ポイント、女性で2.4ポイント増加している。
【調査結果の概要P1】

地域の人とのかかわりの程度は、「あいさつをする人がいる」人の割合が3割半ばと最も高い

地域の人とのかかわりの程度は、「あいさつをする人がいる」が36.5%と最も高く、「立ち話をする人がいる」は27.7%、「相談し合える人がいる」は16.5%、「つきあいはない」は19.2%となっている。
平成25年度調査と比べ、「相談し合える人がいる」は3.7ポイント減少、「立ち話をする人がいる」は0.7ポイント増加、「あいさつをする人がいる」は2.1ポイント減少している。一方、「つきあいはない」は、平成25年度調査(13.7%)と比べ、5.5ポイント増加している。
【調査結果の概要P2】

地域のボランティア活動や趣味のグループ(団体)に、「参加している」人の割合は約3割

地域のボランティア活動や趣味のグループ(団体)への参加状況は、「参加している」が28.0%と、平成25年度調査(32.1%)と比べ、4.1ポイント減少している。
「参加している」は、平成25年度調査と比べ、男女ともに、80歳以上を除き減少している。男女別にみると、「参加している」が男性で1.9ポイント、女性で5.4ポイント減少している。
【調査結果の概要P5】

負担感のない程度の健康の維持・増進のための取組【注】を、「実践している」人の割合は9割半ば

負担感のない程度の健康の維持・増進のための取組を、「実践している」が95.7%と、平成25年度調査(94.0%)と比べ、1.7ポイント増加している。
「実践している」は、男女ともに、どの年代でも高い傾向がみられ、また、平成25年度調査と比べ、男性は70歳代、女性は60歳代及び70歳代を除き増加している。
【注】「短い距離は歩くようにしている」、「野菜を食べるようにしている」等の望ましい生活習慣に関する取組
【調査結果の概要P11】

※比率(%)は小数第2位を四捨五入しているため、内訳の計と合計は必ずしも一致しない。

調査概要

1 調査の目的

都民の健康や地域とのつながりに関する意識・活動状況等を継続的に把握し、最も身近な住民サービスの実施主体である区市町村における健康づくりの企画に活用できる基礎データを得るとともに、調査項目の一部が都道府県健康増進計画である、「東京都健康推進プラン21(第二次)」(以下「プラン」という。)の指標に用いられていることから、これまでの取組の評価及びプランの最終評価、次期計画策定に活用することを目的とする。

2 実施の概要

(1)調査対象者

満20歳以上の都民

(2)調査規模

67,395名(島しょ部を除く)

(3)抽出方法

住民基本台帳による二段階無作為抽出

(4)調査方法

自記式の郵送調査法及びインターネット調査法

(5)調査期間

令和2年11月27日から同年12月28日まで

(6)調査項目

  1. 自分の健康状態に対する意識
  2. 地域の人とのかかわりの程度
  3. 居住の地域における違う世代の人との交流の機会の状況
  4. 居住の地域における困った時の助け合い、支えあいの意識
  5. 地域のボランティア活動や趣味のグループ(団体)への参加状況
    一番熱心に参加している地域のボランティア活動や趣味のグループ(団体)
    一番熱心に参加している地域のボランティア活動や趣味のグループ(団体)への参加頻度
  6. 居住の区市町村の健康づくりの取組に対する住民の意識
  7. 健康診断等の受診状況
    健康診断等の受診機会
  8. 負担感のない程度の健康の維持・増進のための取組の実践状況
  9. 推奨される1日あたりの野菜摂取量の認知度
  10. 推奨される1日あたりの歩数量の認知度

(7)回収数及び回収率

回収数 27,689名(郵送回答 19,674名 インターネット回答 8,015名)
回収率 41.1%

(8)回答者の属性

  1. 性別

グラフの画像1

  1. 年代別

グラフの画像2

  1. 職業別

グラフの画像3

3 調査結果(概要)

別紙(PDF:765KB)のとおり

※都全体の調査結果は、区市町村の人口比に合わせて重み付け(ウエイトバック)をして集計をしている。また、比率(%)は小数第2位を四捨五入しているため、内訳の計と合計は必ずしも一致しない。

4 報告書の公表(今後の予定)

調査結果概要(東京都全体結果及び性・年代別結果)を福祉保健局ホームページに掲載している。その他の調査結果(クロス集計、各自治体の現況、前回調査(平成25年度)との比較等)については、令和3年夏頃を目途に各区市町村等へ報告書として送付するほか、福祉保健局ホームページに掲載する。
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問い合わせ先
福祉保健局保健政策部健康推進課
電話 03-5320-4356
ファクス 03-5388-1427

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