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報道発表資料  2021年03月30日  福祉保健局

『高齢者の生活実態』の結果(速報)
令和2年度東京都福祉保健基礎調査

令和2年度東京都福祉保健基礎調査においては、65歳以上を対象とした「高齢者の生活実態」について調査しました。このたび、主な調査結果について速報としてまとめましたので、お知らせします。

介護を受けている人のうち、介護者が「子供」である割合が54.2%で最も高く、5年前の調査と比べて6.4ポイント増加

要介護・要支援認定を受けている人で、「介護を受けている」と回答した人に介護をしている人は誰か聞いたところ、「子供」の割合が54.2%で最も高く、次いで「ホームヘルパーなどの介護職員」が35.4%、「配偶者」が30.8%となっている。
平成27年度調査と比べて、「子供」の割合は6.4ポイント増加している一方、「配偶者」は7.4ポイント減少している。
【調査結果の概要P17】

「フレイル」という言葉を知っている又は聞いたことがある人は約3割

「フレイル」という言葉を知っているか聞いたところ、「知っている」と「中身は知らないが、言葉は聞いたことがある」を合わせた割合が29.9%となっている。一方、「知らない」の割合は60.4%となっている。
また、「栄養をとる」、「運動する」及び「社会参加する」ことがフレイルの予防方法であることを知っているか聞いたところ、「知っている」人の割合は、「栄養をとる」が68.6%、「運動する」が69.2%、「社会参加する」が57.9%となっている。
【調査結果の概要P19】

「ほぼ毎日」外出する人は45.0%で、5年前の調査と比べて13.0ポイント減少

令和2年10月14日時点で、通常どれくらいの頻度で外出するかを聞いたところ、「ほぼ毎日」の割合が45.0%で最も高く、次いで「週2~3日程度」が20.7%、「週4日程度」が17.7%となっている。
平成27年度調査と比べると、「ほぼ毎日」の割合は13.0ポイント減少している。
【調査結果の概要P25】

生きがいを感じている人は約8割

現在、どの程度生きがい(喜びや楽しみ)を感じているか聞いたところ、「十分感じている」と「感じている」と「多少感じている」を合わせた割合が79.9%となっている。一方、「あまり感じていない」と「全く感じていない」を合わせた割合は12.4%となっている。
また、生きがい(喜びや楽しみ)を感じるときはどのようなときか聞いたところ、「趣味やスポーツに熱中しているとき」、「夫婦や孫など家族との団らんのとき」、「友人や知人と交流しているとき」、「テレビを見たり、ラジオを聴いたりしているとき」の割合がいずれも4割を超えている。
【調査結果の概要P28】

※調査の概要は別紙(PDF:145KB)
※調査結果の概要は別紙(PDF:1,002KB)のとおり

問い合わせ先
福祉保健局総務部総務課
電話 03-5320-4011

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