2021年03月30日　 都市整備局

「東京都建築安全マネジメント計画」を改定しました

都は、建築規制の実効性や建築物の安全性の確保を目的として、「東京都建築安全マネジメント計画」を策定し、建築確認検査等の的確な実施等の施策に取り組んでいます。
このたび、デジタル化の進展や新型コロナ危機を契機とした新たな都市づくりの方向性等も踏まえ、新たな取組を追加し、計画を改定しました。
なお、本改定にあたり、「東京都建築安全マネジメント計画改定素案」を令和3年2月15日に公表し、3月16日まで都民の皆様からの御意見を募集しましたが、御意見はありませんでした。

1　改定計画のポイント（新たな取組）

建築行政手続きのデジタル化の推進

• 建築物の安全性を確保する上で重要な手続きである建築確認等について、率先してデジタル化に取り組むとともに、区市や指定確認検査機関にもデジタル化への取組を促す。（来年度からシステム設計等に着手。令和5年度からの運用開始を目指す。）

建築物の用途変更等の円滑化

• 社会ニーズの変化に応じて建物用途の変更等を柔軟に行えるよう、建築安全条例の規制の合理化を検討。（来年度、有識者等による委員会を設置して検討）
• あわせて、住宅地でのシェアオフィス等の需要を踏まえ、都市計画による対応とともに建築基準法の用途許可制度の活用について検討。

建築物の浸水対策の促進

• 浸水リスクの低い場所への電気設備の設置等、建物内への浸水対策を促進するための更なる方策を国や区市と検討。

2　その他

改定計画は都市整備局ホームページで閲覧できます。

問い合わせ先 都市整備局市街地建築部建築企画課 電話　03-5388-3344