2021年03月31日
福祉保健局
東京都動物愛護管理推進計画を改定しました
ハルスプラン【注】 人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指して
東京都では、このたび、これまでの推進計画を見直し、動物愛護管理推進計画を改定しましたので、お知らせします。
今後、本推進計画に定めた施策を着実に推進し、「人と動物との調和のとれた共生社会」の実現を目指していきます。
【注】「ハルスプラン」の「ハルス」とは、「人と動物との調和のとれた共生」(HumanandAnimalLiveTogetherinHarmony)の各頭文字から「HALTH(ハルス)」としたものです。
推進計画の概要
1 推進計画改定の基本的な考え方
- 動物の愛護及び管理に関する法律及び動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針の改正を受け、東京都動物愛護管理審議会の答申を踏まえ、推進計画を改定
- 前推進計画で示した四つの施策展開の方向に沿って取組を進めることを基本とし、動物愛護管理をめぐるこれまでの取組内容や現在の課題、中期的展望も見据えて、今後、重点的に取り組むべき施策を整理
- 計画期間:令和3年度から令和12年度までの10年間
- 都民、事業者、ボランティア・関係団体、区市町村、都がそれぞれの役割に主体的に取り組みながら、一層の連携・協働により、効果的に施策を展開
2 新たな推進計画における施策等
(1)動物の適正飼養の啓発と徹底
- 施策1 適正飼養・終生飼養に係る普及啓発の強化
- 施策2 犬・猫の適正飼養の徹底
- 施策3 地域における動物飼養等に関する問題への相談支援体制の整備
- 施策4 多頭飼育に起因する問題等への対応に係る連携
- 施策5 動物の遺棄・虐待防止に関する対策
- 施策6 地域における適正飼養の推進のための人材育成
- 施策7 小中学校等の教育現場での動物愛護管理の普及啓発活動への支援
(2)動物の致死処分数の更なる減少を目指した取組の推進
- 施策8 地域の飼い主のいない猫対策の定着・普及
- 施策9 動物愛護相談センターにおける動物の適正な飼養管理
- 施策10 動物の譲渡拡大のための仕組みづくり
(3)事業者等による動物の適正な取扱いの推進
- 施策11 動物取扱業の監視強化
- 施策12 業態の多様化に応じた監視指導と自主管理の促進
- 施策13 特定動物飼養・保管許可及び適正飼養の徹底
- 施策14 産業動物及び実験動物の適正な取扱いへの対応
(4)動物由来感染症・災害時への対応強化
- 施策15 動物由来感染症への対応強化
- 施策16 災害への備えと発災時の危機管理体制の強化
(5)動物愛護相談センターの機能強化等
推進計画概要
別紙(PDF:1,384KB)のとおり
【推進計画全文】
福祉保健局ホームページに掲載しています。
参考
東京都動物愛護管理推進計画(改定案)に対するパブリックコメントの概要
本計画の改定に当たり、都民の皆様から御意見を募集しました。御意見の提出状況等は、次のとおりです。
意見募集期間及び御意見の提出状況
(1)意見募集期間
令和3年2月12日(金曜日)から令和3年3月8日(月曜日)まで
(2)御意見の提出状況
Eメール
51通
ファクス
1通
郵送
5通
合計
57通
※パブリックコメントでいただいた御意見の詳細は、福祉保健局ホームページに掲載しています。
問い合わせ先
福祉保健局健康安全部環境保健衛生課
電話 03-5320-4412 |