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報道発表資料  2021年04月19日  環境局

ボトル to ボトル東京プロジェクト 令和2年度の実施結果について

使用済みペットボトルをペットボトルとして再生利用するボトルto ボトルは、使用済みプラスチックを元の素材と同等の品質に戻す「水平リサイクル」の先駆けとなる取組であることから、都は、令和2年8月に清涼飲料業界とコンソーシアム「ボトルtoボトル東京プロジェクト」を設立し、取組を進めています。
このたび、本プロジェクトの一環として令和2年度に実施した2つの実証実験の結果がまとまりましたので、下記のとおりお知らせします。

ボトルtoボトル東京プロジェクトで実施した実証実験の結果

(1) 新デザインのリサイクルステーションを使用した分別行動の啓発

  • 事業所等ではキャップ・ラベルの付いたままにペットボトルが廃棄されるケースがほとんど。
  • 2021年1月に、高校、品川駅、民間企業等の事業所に、新デザインの「リサイクルステーション」を設置し、ペットボトル・キャップ・ラベルの「3分別」を啓発。

→「3分別」実施率が95%、81%という事業所も。
適切な機材と啓発メッセージで分別に協力を得られることを実証

リサイクルステーションの写真1

リサイクルステーションの写真2

リサイクルステーション

(2) 新デザインの自動販売機横リサイクルボックスを使用した異物混入低減対策

  • 自動販売機の横の回収ボックスに一般ごみも入れられてしまうことが多く、リサイクルの支障・ごみ散乱の要因に。
  • 2000年11月、飲み終えた飲料容器のみを入れてもらえるようにデザインを工夫した回収ボックスを渋谷周辺20箇所に設置

→異物の混入率が43%から29%へ大幅に減少

リサイクルボックスの写真1
自販機横の回収ボックス

リサイクルボックスの写真2
飲料容器のみ投入可を示す表示

※詳細は、別紙 一般社団法人全国清涼飲料連合会の本日付け報道発表資料「2.ボトルtoボトル東京プロジェクトの結果について」(PDF:832KB)を御覧ください。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略「持続可能な循環利用推進プロジェクト」

問い合わせ先
環境局資源循環推進部計画課
電話 03-5388-3593

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