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2021年05月26日 生活文化局, 公益財団法人東京都歴史文化財団
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、Tokyo Tokyo FESTIVAL の一環として、「TOKYO SENTO Festival 2020」を実施します。本事業では、東京都内4ケ所の銭湯で漫画家ヤマザキマリをはじめとした様々なジャンルのアーティストが2021年の東京をイメージして描き下ろしたペンキ絵や、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合所属の約500ケ所の銭湯で実施されるスタンプラリーなどをお楽しみいただけます。
新型コロナウイルス感染症の影響により1年の延期を余儀なくされましたが、この度、令和3年5月26日(水曜日)[ゴー風呂の日]から開催することとなりましたので、お知らせします。
ヤマザキマリによる八幡湯のための原画
令和3年5月26日(水曜日)から9月5日(日曜日)まで
東京都公衆浴場組合加盟店全銭湯
弁天湯(吉祥寺)、八幡湯(代々木八幡)、ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷)、金春湯(銀座)
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
TOKYO SENTO Festival 2020 実行委員会
※新型コロナウイルス感染症の影響により、実施内容等に変更が生じる場合があります。
日本を代表する漫画、子供向け、アール・ブリュット、現代アートの4ジャンルのアーティストと4つの銭湯がコラボレーションし、2021年の東京をテーマに各アーティストが作品を描き下ろします。
プロジェクト名・会場 | 参加アーティスト | 内 容 | |
---|---|---|---|
1) | 「みいつけた!」湯 弁天湯(吉祥寺) |
大塚いちお | NHK Eテレ幼児番組「みいつけた!」のアートディレクター大塚いちおが、大人気キャラクター「オフロスキー」を含む「みいつけた!」キャラクターで銭湯をプロデュース |
2) | 古代バラネイオンの湯 八幡湯(代々木八幡) |
ヤマザキマリ | 「テルマエ・ロマエ」「オリンピア・キュクロス」のヤマザキマリが、古代ギリシアのある日の風景と楽しさを描く |
3) | アール湯ルット ひだまりの泉 萩の湯(鶯谷) |
青木尊 星清美 |
既成の表現法にとらわれない独自の方法や発想による芸術である「アール・ブリュット」。青木尊、星清美を中心に、「人のつながりから生まれる豊かさ」を表現 |
4) | 湯覧線(ゆうらんせん) 金春湯(銀座) |
大原大次郎 | 銭湯らしいペンキ絵と現代アートとの融合。プロジェクションマッピングを大胆につかった現代のペンキ絵 |
※1)、2)、4)は、ペンキ絵師 田中みずき監修によるペンキ絵です。
※各銭湯のアート作品を見るためには、無料観覧日を除き、入浴料が必要です。
※無料観覧日の日時などの詳細は、公式ホームページをご確認ください。
銭湯アートプロジェクトに参加するヤマザキマリ描き下ろしのオリジナル暖簾等が約500ケ所の東京の銭湯の入り口を一斉に飾り、祝祭感を創出します。
※実物と色味などが異なる場合があります。
会期中に東京の約500ケ所の銭湯を巡って、スタンプを規定数獲得した方には、「TOKYO SENTO Festival 2020 特製てぬぐい」を差し上げます(在庫がなくなり次第終了)。
ヤマザキマリオリジナルデザイン
アール・ブリュットオリジナルデザイン
1968年福島県生まれ、在住。濃厚、濃密。青木の描く絵には、そんな表現がよく似合う。作品のモチーフには眼力が特徴的な人物が多く、演歌歌手の「八代亜紀」、悪役プロレスラーの「アブドーラ・ザ・ブッチャー」、アニメキャラクターの「ウララちゃん」と、昭和の香りが漂う。人物以外には昆虫や大型トラックなども登場するが、これらに共通しているのは、青木が「好きなもの」だということ。執拗に、力強く描き込まれた作品からは、モチーフに向けた青木の熱い思いが溢れだしている。これまでの出展歴として、個展に「青木尊物産展 青木画伯が産み出した○○なもの」(郡山ビッグアイ/福島/2005)、「unico file vol.2 青木尊大物産展 青木さんとわたしの関係」(はじまりの美術館/福島/2017)、主なグループ展に「ふくしま春だより」(もうひとつの美術館/栃木/2003)、「ヒトのかたち」(るんびにい美術館/岩手/2010)、「アール・ブリュット ジャポネ2」(アルサンピエール美術館/パリ/2018)など多数。
※「ジャポネ2」の数字の正しい表記はローマ数字です。
1968年新潟県生まれ。イラストレーターとして、広告やパッケージ、出版など数多くの仕事をこなし、アートディレクターとして、広告やテレビ番組のキャラクターデザイン・衣装・セット・タイトルロゴなど番組全体のデザインに携わる。担当番組にNHK Eテレ「みいつけた!」など。Jリーグ川崎フロンターレのファミリーアートディレクターとして、グッズやイベント関係のデザインを担当し、2015年シーズンユニフォームをデザイン。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」オープニング映像のイラストを担当。東京ADC賞受賞、カンヌライオンズやD&AD awardsなど海外の受賞も多数。
1978年神奈川県生まれ。グラフィックデザイナー。エディトリアル、VI、宣伝美術、パッケージデザイン等に従事するほか、展覧会やワークショップを通して、言葉や文字の知覚を探るプロジェクトを多数展開する。近年のプロジェクトには、重力を主題としたモビールのタイポグラフィ「もじゅうりょく」、スケートボードに彫られた文字を身体と環境要因によって変化させていく彫刻「文字に乗る」、写真家・ホンマタカシによる山岳写真と、登山家によるルート図を再構築したグラフィック連作「稜線」、音楽家・蓮沼執太とラッパー・イルリメと共に展開する、発声と書字のパフォーマンス「TypogRAPy」などがある。受賞にJAGDA新人賞、東京TDC賞。「東京2020公式アートポスター」のアーティストの一人として選出。
1972年福島県生まれ、在住。星清美の作品は、そのほとんどがクレヨンで描かれている。制作は、彼が通う事業所・ビーボで、作業の合間などに行われている。モチーフの多くは動物で、時に図鑑を見ながら(チラリと目をやる程度)、または何も見ずに作画する。動物たちは皆、彼独自のディフォルメがなされている。紙に向かうと彼は、躊躇なくクレヨンをすすめる。紙にクレヨンを溶けこませるかのように、力強く、リズミカルに、一心に塗り込む。色を選ぶ際もよどみなく、そのさまはまるで、はじめからその色で塗られることが決まっていたかの様である。これまでの出展歴として、主なグループ展に「東北をつなぐ みちのくの恵み」(もうひとつの美術館/栃木/2012)、「アール・ブリュット☆アート☆日本2」(かわらミュージアム/滋賀/2015)など。
漫画家・随筆家。1967年東京都出身。1984年に渡伊、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で油絵・美術史などを専攻。1997年漫画家デビュー。『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。エジプト、シリア、ポルトガル、米国を経て現在はイタリア及び日本に在住。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成29年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。東京造形大学客員教授。
1983年生まれ。明治学院大学在学中に銭湯ペンキ絵師・中島盛夫氏に弟子入り。大学院修了後、出版社編集業等を経て、アートレビューサイト「カロンズネット」元編集長。2013年より夫の「便利屋こまむら」こと駒村佳和と銭湯のペンキ絵を制作。通常の銭湯でのペンキ絵制作のほか、展覧会、イベント、ワークショップなど多くの方にペンキ絵を使って銭湯に関心を持って頂ける活動を模索中。出展歴として「田中みずき銭湯ペンキ絵展」(新潟県「農舞台」、2014年)、越後妻有アートトリエンナーレ「今日の限界芸術百選展」(新潟県「農舞台」、2015年)など。
漫画・タイポグラフィなど、多種多様なTOKYOを現すアーティストが集結。
漫画『テルマエ・ロマエ』の作者ヤマザキマリ、東京2020公式アートポスターにも起用された、多彩なクリエイティブで注目を集めるグラフィックデザイナー大原大次郎、NHK Eテレ『みいつけた!』のアートディレクションを担当する大塚いちお、『生(き)の芸術』アール・ブリュットの表現者である青木尊、星清美ら5人のアーティストたちが4つの銭湯で2021年の東京をイメージした作品をペンキ絵として展示いたします。
このほか、東京都の約500ケ所の銭湯では、オリジナルのれんや、オリジナル法被でお客様をお出迎えします。
東京都内の銭湯は、公衆衛生の観点から徹底した衛生管理のもとで営業を続けております。銭湯を利用される方におかれましては、以下の点に留意いただくようお願いします。
なお、水分補給のための清涼飲料水等以外の飲食物は販売を自粛している場合がございます。あらかじめご了承ください。
銭湯における新型コロナウイルス感染対策の詳細は以下のホームページをご確認ください。
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ[銭湯をご利用のお客様へ(新型コロナウイルス対策のお願い)](外部サイトへリンク)
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、東京都内の銭湯では、定休日や営業時間の変更を行ったり、入場者数や施設の利用を制限する場合もあります。銭湯をご利用する際は、あらかじめご確認ください。
銭湯のホームページや連絡先などの情報は東京銭湯マップをご覧ください。
東京銭湯マップ(外部サイトへリンク)
オリンピック・パラリンピックが開催される東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。
斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、Tokyo Tokyo FESTIVALの中核を彩る事業として、東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が実施するものです。
国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」と総称し展開しています。
Tokyo Tokyo FESTIVALスペシャル13ホームページ
本件は、「ホストシティTokyoプロジェクト」に係る事業です。
「カテゴリー:魅力発信 プロジェクト名:東京文化プログラムの拡充・推進」
問い合わせ先 生活文化局文化振興部企画調整課 電話 03-5320-7736 公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京 電話 03-6256-8432 |
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