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2021年06月04日 産業労働局
東京都では、都民や釣り人等から関心が高く、水産資源としても重要なアユについて、昭和58年から多摩川下流部で遡上調査を行っています。
このたび、令和3年の調査が終了しましたのでお知らせします。
令和3年3月16日から令和3年5月31日まで
多摩川河口より11キロメートルの地点(下記参照)
定置網を設置。午前10時00分から翌日午前10時00分までの24時間に網に入ったアユの数を毎日計数。期間中の累計数を入網率【注】で除して遡上数を推定。
【注】入網率:調査地点から約6キロメートル下流で判別できるようにしたアユを放流して定置網に入った割合
調査開始から4月上旬までは、順調に遡上が認められましたが、4月下旬以降入網数が減少しました。遡上盛期は3月下旬となり、平成21年に現地点で調査を開始して以降、最も早い時期となりました。調査期間中の多摩川におけるアユの遡上数は32万尾と推定され、推定遡上数は前年に引き続き低調となっています。なお、魚体サイズは6-7センチメートルでした。
※詳細な結果は、ホームページに掲出しています。
※別紙 補足資料「令和3年のアユ遡上数が少なかった要因」(PDF:471KB)
問い合わせ先 東京都島しょ農林水産総合センター振興企画室 電話 03-3454-1953 |
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