2021年06月09日　 生活文化局, 公益財団法人東京都歴史文化財団

「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024」の公募について

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、海外での活動に意欲を持つ中堅アーティストを対象とした現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024」の公募を以下のとおり行います。
この賞は、平成30年度（2018年度）創設され、今回は第4回目の公募となります。今回の実施にあたり、アーティストへの支援をより充実させるため、海外活動支援の充実や支援期間の延長、海外発信支援の強化などの見直しを行いました。東京都現代美術館での展覧会実施や海外発信支援等、受賞から3年間にわたり受賞者を継続的に支援してまいります。

［第3回］授賞式の様子

1　応募資格

以下の条件をすべて満たす方（グループの場合、全員が条件を満たすこと）

1. 日本に居住する方あるいは国内に活動拠点のある方
2. 現代美術の分野で活動するアーティスト（ジャンル不問）
3. 10年以上の活動歴がある方（国内外で個展、グループ展への参加が概ね10件以上ある35歳以上の方を想定）
4. 海外での活動に意欲があり、2022年3月に開催予定の授賞式への出席、2022年度の海外での活動、および2023年度末の東京都現代美術館での作品発表（展覧会）が可能な方
5. 2021年11月下旬（予定）に開催する選考委員によるスタジオ訪問・面接に参加できる方

2　応募申込み期間

メールエントリー：令和3年（2021年）6月14日（月曜日）から6月23日（水曜日）まで
（作品データ（アプリケーション）の提出は6月30日（水曜日）まで）

3　選考から受賞後のスケジュール（予定）

• 令和3年（2021年）7月～11月下旬
  審査（最終選考ではスタジオ訪問及び面接を実施）
• 令和4年（2022年）1月中旬
  受賞者の発表
• 令和4年（2022年）3月下旬
  授賞式
• 令和4年度（2022年度）
  海外での活動支援
• 令和5年度（2023年度）
  東京都現代美術館での展覧会（3月）の準備・開催
• 令和6年度（2024年度）
  モノグラフ（作品集）の作成・海外発信支援

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては、スタジオ訪問・面接・選考会をオンラインで実施します。また、支援内容・時期に一部変更等が生じる可能性があります。

4　応募方法

詳細は別添募集要項（PDF：1,132KB）またはホームページ（外部サイトへリンク）をご覧ください。

5　その他

賞の概要及び選考委員につきましては別紙（PDF：902KB）をご覧ください。
なお、今回の公募から隔年募集となり、次回の公募は令和5年度（2023年度）の予定です。

参考　これまでのTokyo Contemporary Art Awardについて

（1）第1回（Tokyo Contemporary Art Award 2019-2021）受賞者

風間サチコ（かざまさちこ）
下道基行（したみちもとゆき）

（2）第2回（Tokyo Contemporary Art Award 2020-2022）受賞者

藤井光（ふじいひかる）
山城知佳子（やましろちかこ）

（3）第3回（Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023）受賞者

志賀理江子（しがりえこ）
竹内公太（たけうちこうた）

（4）受賞者の今後の予定

• 令和3年度（2021年度）
  ［第3回受賞者］海外での活動（旅費、滞在費、調査・制作費等支援）
• 令和4年（2022年）3月
  ［第2回受賞者］東京都現代美術館での展覧会
• 令和5年（2023年）3月
  ［第3回受賞者］東京都現代美術館での展覧会

受賞者のプロフィール、受賞理由等の詳細はホームページ（外部サイトへリンク）をご覧ください。

［第3回］スタジオ訪問・面接の様子

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略15　文化・エンターテイメント都市戦略「芸術文化の担い手サポートプロジェクト」

問い合わせ先 生活文化局文化振興部文化事業課 電話　03-5320-7703 公益財団法人東京都歴史文化財団東京都現代美術館トーキョーアーツアンドスペース事業課 電話　03-5245-1142