2021年06月18日　 政策企画局

世界の都市の首長と連携してG20に向けたU20コミュニケを発表

このたび、Urban 20（U20）は、ローマ及びミラノ（イタリア）を議長都市として、U20参加都市が直面する課題についての各都市の経験や意見を集約し、2021年におけるG20に対する提言であるコミュニケを発表しました。東京都もU20の一員として、本コミュニケに署名しましたのでお知らせします。
なお、U20参加都市の首長等が一堂に会し議論を行う第4回U20メイヤーズ・サミットは、ローマで9月に開催予定です。

U20コミュニケの要旨

2021年のG20のテーマである3つのP（People「人」、Planet「地球」、Prosperity「繁栄」）を柱に、新型コロナウイルス感染症からの環境に配慮した公正で持続可能な復興（サステナブルリカバリー）、気候非常事態に取り組むための行動、包摂的で繁栄した社会の実現といった世界共通の課題に関して、都市との連携をG20に求める。
（コミュニケの全文（PDF：1,571KB）及び仮訳（PDF：411KB）は別紙のとおり）

（参考）Urban 20（U20）の概要

2017年12月12日、ブエノスアイレス市長及びパリ市長により設立された都市によるプラットフォーム。G20の議論に貢献するため、都市の視点からのメッセージを届けることを活動主旨とする。東京都は2018年1月24日に参加し、2019年に議長都市を務めた。なお、U20はG20のエンゲージメントグループの一つ。

U20参加都市（34都市）

アムステルダム、バルセロナ、北京^【注】、ベルリン^【注】、ブエノスアイレス、シカゴ、ダーバン、ヘルシンキ、ヒューストン、イスタンブール、イズミル、ジャカルタ^【注】、ヨハネスブルグ、リスボン、ロンドン^【注】、ロサンゼルス、マドリード、メキシコシティ、ミラノ、モントリオール、モスクワ^【注】、ニューヨーク^【注】、大阪市、パリ^【注】、リオデジャネイロ、リヤド、ローマ^【注】、ロッテルダム、サンパウロ、ソウル^【注】、ストラスブール、シドニー、東京、ツワネ
（アルファベット順）
【注】は都の姉妹友好都市（9都市）

問い合わせ先 政策企画局外務部事業課 電話　03-5388-2238