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報道発表資料  2021年06月21日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報 マレーバクの「コウ」を移動します

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびマレーバクの「コウ」(オス)を移動することになりましたので、お知らせします。

1.移動するマレーバク

  • 名前
    コウ
  • 性別
    オス
  • 年齢
    5歳
  • 生年月日
    2016年5月7日 多摩動物公園生まれ

写真
マレーバク「コウ」
(撮影日:令和3年6月12日)

2.移動予定日

令和3年6月30日(水曜日)

3.移動先

東武動物公園(埼玉県南埼玉郡)

4.経緯

当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるマレーバクの繁殖を進めています。
今回、公益社団法人日本動物園水族館協会生物多様性委員会の種別管理計画に基づき、マレーバクの新たなペア形成や繁殖をめざすため、ブリーディングローン【注】により「コウ」を移動することになりました。

【注】ブリーディングローンについて
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペアを形成し、繁殖に寄与することを目的としています。

5.当園での飼育状況(令和3年6月21日現在)

6頭(オス3、メス3) ※今回移動する「コウ」を含みます。

6.日本国内の飼育状況について(令和2年12月31日現在)

13園館 35頭(オス20、メス15)
資料:マレーバク国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

マレーバク(奇蹄目 バク科)

(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)、東京都ズーストック種)

  • 学名
    Tapirus indicus
  • 英名
    Malayan tapir
  • 分布
    東南アジア(ミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島、スマトラ島)
  • 生態等
    水辺のある森林から草地の湿地帯に単独で生息しています。水辺を歩き回り、木の葉や草などを食べます。おもに夜に活動し、トラなどの天敵に見つからないようにひっそりとくらしています。生まれた子どもは「ウリボウ」と呼ばれる白い点々模様があり、生後半年頃にはおとなと同じ模様になります。

※「附属書1」「1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1689
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5374

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