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令和3年(2021年)6月24日更新
低体重児の保護者として、低体重児の母子手帳があったらいいなと思います。
低体重児は、38週で産まれた子供と比べて成長がとても緩やかで、発育は修正月齢で考えるのが一般的です。一般的な母子手帳はあまり役に立たず、むしろ見るたびに残念な気持ちになります。例えば生後1か月の項目には、すべて「いいえ」の印がついてしまいます。
他県では、保護者の要望で自治体が低体重児の保護者のための手帳やノートを作成しているという記事を見ました。そうした手帳を、区の子育て支援センターや新生児科がある病院から保護者に渡すことはできませんか。
母子手帳は子供の記録です。私は、事細やかにメモやメッセージを残して使用しています。御検討いただけたらと思います。
このたびは、母子健康手帳に関する御意見をお寄せいただきありがとうございます。
母子保健サービスは区市町村が実施主体となっており、母子健康手帳についても、各自治体が、工夫を凝らしながら作成しています。
一方、都においては、子供の健康の保持・増進及び子育て支援をより一層推進するため、平成29年度より、母子健康手帳について任意様式の内容を充実する独自の「子供手帳モデル」を作成・公表しております。このモデルには、成長・健康の記録欄や出産後の母親の心身の不調に早期に気付くためのチェック項目や、父親の役割等の記載のほか、低出生体重児に対応する成長の記録や発育曲線も盛り込んでいます。
都は、区市町村がこのモデルを活用して母子健康手帳を作成できるよう、財政支援も行っており、今後も、その普及拡大に向けて、区市町村への働き掛けを行っていきます。
(福祉保健局)
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