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報道発表資料  2021年06月30日  環境局

キャップ&トレード制度第二計画期間の削減実績報告
5年間で約2,190万トンの排出削減(基準年度比)
第二計画期間も継続して削減対策に取り組み大幅削減を実現

このたび、キャップ&トレード制度の対象事業所の第二計画期間の最終年度(令和元年度(2019年度))における削減実績を取りまとめましたので、お知らせします。
令和元年度(2019年度)の対象事業所の排出量は、省エネ対策への継続取組や、低炭素電力・熱(参考資料(PDF:239KB)参照)の利用等によって、基準排出量【注1】から-27%削減を達成し、第二計画期間の5年間で約2,190万トンの排出削減を実現しました。
都は、第三計画期間(2020年度~2024年度)においても、全ての事業所が義務履行できるよう、引き続き、対象事業所におけるCO2削減を促進してまいります。

【注1】基準排出量は、事業所が選択した2002年度から2007年度までのいずれか連続する3か年度排出量の平均値(電気等の排出係数は第二期計画期間の値で算定)

第二計画期間を通じて高い削減レベルを継続

グラフの画像1

【注2】令和3年(2021年)5月31日時点の集計値(電気等の排出係数は第二計画期間の値で算定)

第二計画期間の義務達成の見込【注3】

グラフの画像2

  • 約8割の事業所が第二計画期間の削減義務率以上の削減を達成
  • 対象事業所では、今後も更なる省エネ対策及び再エネの利用拡大を計画

【注3】第二計画期間における義務履行期限は、令和4年(2022年)1月末日

東京都キャップ&トレード制度とは

都は、平成22年度(2010年度)から環境確保条例に基づき、大規模事業所に対する「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度(キャップ&トレード制度)」を開始しました。

  • 削減義務率:第一計画期間(2010年度~2014年度)8%又は6%、第二計画期間(2015年度~2019年度)17%又は15%、第三計画期間(2020年度~2024年度)27%又は25%
  • 対象事業所:約1,200事業所(年間のエネルギー使用量が原油換算で1,500kL以上の事業所)

「『未来の東京』戦略」事業
本件は、「『未来の東京』戦略」に係る事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略「ゼロエミッションエナジープロジェクト」

問い合わせ先
環境局地球環境エネルギー部総量削減課
電話 03-5388-3485

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