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2021年07月12日 総務局, (公財)東京都人権啓発センター
新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、既存の社会課題を顕著にさせたと指摘されています。それらの課題の一つに、外国人労働者をめぐる問題があります。外国人労働者は日本の産業を支える上で欠かせない存在である一方で、国内では受け入れにあたって様々な問題が起きています。不安定な雇用関係の下で働いていた外国人労働者がコロナ禍による倒産や解雇などで失職し、必要な支援が受けられないといったケースもみられます。コロナ禍において差別が疑われるような排外主義的な風潮が高まったと言われる中、インクルーシブで多様性のある社会が目指す方向とは、どうあるべきなのでしょうか。
講座では特に、日本で低賃金労働の現場を支えている技能実習制度に焦点を当てます。国際貢献という建前と非熟練労働者の受け入れという現実から導かれる制度の構造的な問題を、ある技能実習生の軌跡を追いながら問いかけます。
コロナ禍だからこそ人と人との連帯に目を向け、あらゆる人を包摂しながら共に生きていくことを考える機会としたいと思います。
令和3年度人権問題都民講座
「コロナ禍と外国人労働者 技能実習制度を中心に」
令和3年8月20日(金曜日)午後7時00分から午後9時00分まで
オンラインにて配信(Zoom)
望月優大(もちづき・ひろき)氏
1985年生まれ。ライター。著書に『ふたつの日本「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書)。認定NPO法人難民支援協会が運営するウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」の編集長を務める。ほかにニューズウィーク日本版でのコラム連載、朝日新聞論壇委員など。子どもの貧困など様々な社会問題に取り組む非営利団体の支援にも携わっている。Twitter @hirokim21
東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
要事前申込み。リモート参加(Zoomミーティングを予定):100名。
応募多数の場合は抽選。
参加無料。
【参加申し込み先】
東京都人権プラザWebフォーム(外部サイトへリンク)
電話 03-6722-0123
Eメール fukyu3102(at)tokyo-jinken.or.jp
※Eメールでお申し込みの場合は、件名に講座名を明記の上、(1)代表者名(2)参加人数(3)電話番号(4)フォローアップ企画への参加希望の有無(5)障害等による必要な配慮の有無をご記入ください。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。
令和3年8月13日(金曜日)
令和3年8月20日(金曜日)午前9時00分から8月22日(日曜日)午後10時00分まで、技能実習生として日本で働くベトナム人女性たちの姿をテーマとした映画『海辺の彼女たち』を参加者のうち希望者限定でオンライン配信。オンラインでの視聴を希望しない方を対象に、後日、東京都人権プラザで録画上映会を実施します。要事前申込み。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせします。
情報保障についての詳細はお問合せください。
オンライン参加ができない方のために、講座当日にオンライン配信による講座の様子を録画し、後日、東京都人権プラザにおいて上映を行います。詳細は決まり次第、ホームページ等でお知らせします。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略6 ダイバーシティ・共生社会戦略「インクルーシブシティ東京プロジェクト」
問い合わせ先 (公財)東京都人権啓発センター普及啓発課 電話 03-6722-0123 総務局人権部人権施策推進課 電話 03-5388-2595 |
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