2021年07月28日　 都民安全推進本部

自画撮り被害抑止に資するスマホアプリを推奨

東京都では、東京都健全育成条例において、インターネット利用に伴う危険から青少年を守るために有益なスマホアプリ等を推奨する制度を設けています。
近年、ネットで知り合い、最初は友人感覚だった人から、突然、それまでの個人情報や写真をばら撒くと脅されるなどして、裸の画像を送信させられる「自画撮り被害」が多発していることを踏まえ、東京都は、本日、この被害抑止に資する機能を有する、以下のアプリケーションを推奨することといたしました。

※東京都青少年健全育成条例5条の2第2項に基づく推奨

TONEカメラ（for iPhone）

開発会社

株式会社ドリーム・トレイン・インターネット

機能

• 「TONEカメラ」は、iPhone標準カメラやその他のカメラアプリに対応した、自画撮り被害を抑止する機能です。
• 裸やそれに近い服装など、撮影時にAIが不適切な画像と判定した場合には、削除を促す画面が表示されます。
• そして、保護者の端末には、画像の撮影日時、場所、モザイク処理された画像が通知されます。
• オンデバイスAI技術により、画像の判断は端末で処理されるため、プライバシーが守られます。

撮影

↓

削除を促す画面

↓

保護者へ通知

 

詳細は、QRコードからTONEカメラのホームページ（外部サイトへリンク）へ

（参考資料）全国の自画撮り被害児童数

令和2年の被害児童数は、511人と、前年に比べ減少しているものの、平成24年の約2.5倍に上り、依然として高い水準にある。

出典：警察庁（なくそう、子供の性被害（外部サイトへリンク））

 

スマホを利用するときには、親子で話し合ってルールを決めてね。
押しつけじゃなく、子供が納得できることが大事だよ。
その中で、このアプリを使うかどうかも、話し合ってみてね！

都民の安全安心を推進するマスコットキャラクター
みまもりぃぬ

問い合わせ先 都民安全推進本部総合推進部都民安全推進課 電話　03-5388-3169