2021年07月30日
福祉保健局
ワクチンの廃棄について【都庁南展望室ワクチン接種センター】
本日、都庁南展望室ワクチン接種センターにおいて、武田/モデルナ社製ワクチンを保管する冷蔵庫内の温度が上がり、ワクチンの一部を廃棄する事例が発生しました。
都民の皆様、関係者の皆様に多大なる御迷惑、御心配をお掛けしたことを重く受けとめ、今後、このようなことが二度と起こらないよう、再発防止に努めてまいります。
1 発生の経緯
- 7月29日午後6時00分頃に、翌日使用予定の207バイアル(2,070名分)のワクチンを分けて保管するため、それまで保管していた冷凍冷蔵庫から別の冷蔵庫へ移した。
- 7月30日午前0時48分に当該冷蔵庫の温度が9度を超えた。
- 午前7時55分に薬剤師が冷蔵庫の温度を確認したところ、17.7度となっていることが判明した。
- 保存期限である午後0時48分までに426名の方へ接種したが、残り1,644名分のワクチンを廃棄した。
2 原因
- 冷蔵庫の温度が9度を超えた場合、運営受託事業者にEメールが受信される仕組みになっていたにもかかわらず、受信されなかった。
- 冷蔵庫の温度が上昇した原因及びEメールが受信されなかった原因について、現在確認中
3 再発防止策
- 夜間は音によるアラート機能が付いた冷蔵庫を使用し、警備スタッフが定期的に巡回することで、異常の発見と温度管理の徹底を図る。
- 他の全ての会場においても、ワクチン解凍及び保存の手順を確認・徹底する。
問い合わせ先
福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課
電話 03-5320-4533 |