2021年08月02日　 産業労働局

商店街デジタル化モデル事業の採択を決定しました！

東京都は、デジタル技術を活用し、利便性向上や集客、新たな販売機会の創出等に取り組む商店街を支援するため「商店街デジタル化モデル事業」を実施しています。
この度、モデル事業7件の採択を決定しましたので、お知らせします。

1　商店街デジタル化モデル事業の概要

補助金交付によりモデル商店街の事業実施を支援

• 補助対象者
  都内の商店街、商店街の連合会、商工会、商工会連合会及び商工会議所
• 補助率
  10分の9以内（補助限度額　1,000万円）
• 補助対象事業
  商店街が一体的にキャッシュレス決済を導入する取組
  商店街アプリの開発、ECサイトの構築等、デジタル技術による商店街活性化を図る取組

モデル商店街の取組を、商店街のデジタル化の先進的事例として東京都がPR

2　採択事業

商店街名	申請概要（主な取組）
六本木商店街振興組合 （港区）	スマート街路灯を活用した商店街の情報発信 スマート街路灯から取得した街区の混雑情報を商店街ホームページで公開し、安心して来街できるよう情報発信する。また、街路灯サイネージに街の案内やデジタルクーポンを表示し、店舗への誘導・回遊性の向上を図る。
大隈通り商店会 （新宿区）	大隈通り商店会まちづくりアプリ開発 商店街マップやポイント、スタンプラリーやスクラッチ等の機能を持つアプリを開発し、従来の紙媒体による手作業負担を軽減する。また、学生街という特徴を踏まえ、アプリを活用することで、若年層を中心に来街者の増加を図る。
中野南口駅前商店街 （中野区）	中野南口駅前商店街キャッシュレス推進事業 商店街における面的なキャッシュレス導入に向けて、コーディネーターの訪問や勉強会の実施など、手厚い店舗サポートを実施し、顧客の利便性を向上させるとともに、安心・安全に買い物できる環境の整備を図る。
ハッピーロード大山商店街振興組合 （板橋区）	ハッピーロード大山スマート商店街構築事業 ポイント会員管理システムと連動したECサイトを構築するとともに、ポイントカード機能の向上によりキャッシュレス化を推進し、商業環境の変化に対応した新しい販売手法、情報提供、サービスの仕組みを取り入れ、売上の向上を図る。
千石本町通り商店街 （文京区）	千石本町通り商店街Digital Experience Design事業 商店街アプリを構築し、顧客情報の管理やお買い得情報の配信など、顧客ニーズに対応した情報発信を行う。あわせて、キャッシュレス決済の導入により買物時の利便性を向上させ、来街者のリピート率向上を図る。
上野中通商店街振興組合 （台東区）	顧客との交流ができるSNSコミュニティ『上野倶楽部』の構築 顧客と店舗の交流が可能なSNSコミュニティサイト、EC・デリバリーシステムを構築し、商店街店舗の固定客を増やすとともに、販売方法を多様化し、売上の向上を図る。また、講習会の実施により、各店舗のSNS活用スキルの向上を支援する。
三鷹商工会三鷹市商店会連合会 （三鷹市）	三鷹市商店会DX化情報基盤アプリシステム構築事業 市内全域の商店街で利用可能なアプリシステムを構築し、GPSやビーコンと連動した商店街情報を発信するとともに、デジタルスタンプラリー機能により市内商店街における集客・回遊性の向上を図り、販売機会を創出する。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12　次世代につなぐ中小企業・地域産業活性化プロジェクト

問い合わせ先 産業労働局商工部地域産業振興課 電話　03-5320-4787