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2021年08月25日 福祉保健局
食中毒の発生を未然に防止し、食品の安全性を確保するため、都及び特別区・八王子市・町田市は、6月1日から8月31日まで、食品関係事業者等に対する夏の食品衛生一斉監視を実施しています。このたび、6月1日から7月31日までの実施結果について、速報値を取りまとめましたので、お知らせします。
この期間、食品関係営業施設に対し、延べ79,787件の立入検査を行い、食品の衛生的な取扱い等の指導を実施しました。また、食品等3,654検体について検査を実施した結果、基準値を超える残留農薬を検出した「冷凍菜の花」1検体の違反を発見し、必要な措置を行いました。
今夏の食品衛生一斉監視では、下記の項目について重点的に監視指導を行っています。
食中毒が発生した際に大規模な患者発生につながる集団給食施設や、需要増が推測される弁当を調理する施設等に対し、延べ3,153件の立入検査を行いました。その結果、食品の衛生的な取扱い等について96件の指導を行いました。また、近年、相次いでいる、食肉を原因とする食中毒を未然に防止するため、飲食店等に対し、延べ10,893件の立入検査を行いました。その結果、鶏刺し等鶏肉を生で提供していた施設等に対して、十分な加熱の実施等について187件の指導を行いました。
食品衛生法改正により制度化されたHACCPに沿った衛生管理について、講習会を135回開催し、食品等事業者4,721名に対し、衛生管理計画の作成方法や記録のつけ方等、HACCPに沿った衛生管理の導入に向けた情報提供を行いました。また、食品等事業者に対し、延べ31,074件の立入検査を実施し、衛生管理計画の作成、記録の実施等の指導を行いました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に当たり、選手や関係者の利用が想定される競技会場の食品関連施設等に対し、延べ2,262件の立入検査を実施しました。その結果、食品の衛生的な取扱い等について144件の指導を行いました。
上記の一斉監視事業の実施結果については、事業実施後に取りまとめ、食品衛生関係事業報告において公表を行う予定です。
主な実施結果数値は、別紙(PDF:357KB)を参照ください。
問い合わせ先 福祉保健局健康安全部食品監視課 電話 03-5320-4404 |
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