2021年09月01日
生活文化局
高齢者の消費者被害防止に向けた悪質商法注意喚起プロジェクト実施!
宅配事業者等と連携してリーフレットを届けます
都内の消費生活相談における高齢者の相談件数は、全体の約3割を占める深刻な状況にあります。
このような状況を踏まえ、東京都では平成27年度から、宅配事業者等と連携し、高齢者に悪質商法に関する注意喚起を行うプロジェクトを実施しています。
令和3年度も、9月から12月までの間に、約16万部のリーフレット(PDF:970KB)を高齢者等に配布します。
注意喚起リーフレットを高齢者世帯等にお届けします!
事業内容
高齢者の消費者被害防止のために、宅配業務や配食業務などで直接各ご家庭に伺う事業者が、高齢者や高齢者を見守る方を対象に、悪質商法被害に関する注意喚起情報(リーフレット)をお届けします。
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、ポスティング等による配布も行います。
※配布するリーフレット
- 実施時期 令和3年9月~12月
- 配布予定枚数 約16万部
連携事業者
運送事業者
生活協同組合
- 生活協同組合コープみらい
- 東都生活協同組合
- 生活協同組合パルシステム東京
- 生活クラブ生活協同組合・東京
配食事業者
- 株式会社武蔵野フーズ(健康宅配)
- 株式会社ベネッセパレット(ベネッセのおうちごはん)
- ワタミ株式会社(ワタミの宅食)
飲料宅配事業者
これまでいただいた主な感想
これまでの事業実施を通じて、次のような感想をいただいています。
リーフレットを受け取った方
- リーフレットの案内シールを冷蔵庫に貼付した直後に詐欺の手紙が家に届いた。シールに記載されている消費生活センターに連絡したところ、詐欺なので連絡しないでと言われ、被害に遭わずに済んだ。
- 顔見知りの配達員から直接手渡しされると、安心感があってよい。
- 日頃から気をつけているが、リーフレットをもらい、対応を家族と再確認した。
- 少しでもおかしいと思ったら、消費生活センターに相談できると気づいた。
- 悪質事業者からの電話等に備えるために、電話の近くの見える所にリーフレットを貼って自分で注意できるようにした。
配達員
- 地域の方と話すきっかけができて良かった。今後も継続して声掛けをしていこうと思った。
- 配布にあたっての業務負担も極めて少ないので、悪質商法を減らすことに貢献できるのなら今後も引き続き協力していきたい。
- 地域の中での見守り意識が一層強まったように感じる。
- リーフレットを渡す際の高齢者とのお話の中で、思ったより多くの方が消費者トラブルに遭遇していると感じた。
- お客様との会話を通じて、被害に遭わないよう意識を高める機会になっていると感じた。
リーフレット配布に御協力いただく事業者向けに「見守りプロジェクト」のロゴをデザインした、缶バッチ及びステッカーを作成しております。
詳しくは「東京くらしWEB」をご覧ください。
問い合わせ先
東京都消費生活総合センター活動推進課
電話 03-6228-1331 |