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2021年09月03日 福祉保健局
東京都では、AYA世代【注1】のがん患者等に対し、世代の特性に応じた医療提供・相談支援が行われるよう取組を行っています。
その一環として、この度、全国初の取組として、生殖機能温存治療から妊娠のための治療までを一体的に支援する事業を開始するとともに、AYA世代がん患者の方が必要な情報を得、相談・交流できる場として、「AYA世代がん相談情報センター」を開設することといたしましたのでお知らせします。
【注1】主に15歳以上40歳未満の思春期及び若年成人世代。成人のがんに比べて患者数が少なく、疾患構成が多様であることから、診療経験や相談事例が蓄積されにくい。
がん等の治療の影響により、生殖機能(妊よう性)が低下又は失われるおそれがあります。そのため、若年がん患者等が、将来の妊娠に備えながら、希望を持ってがん治療等に取り組むことができるよう、生殖機能温存治療から卵子等の凍結保存・更新・妊娠のための治療を一体的に支援する事業を開始します。
凍結保存の更新や妊娠のための治療を含め、一体的に支援するのは、全国初の取組です。
助成内容や申請方法等の詳細については、別紙(PDF:261KB)または以下の福祉保健局ホームページを御覧ください。
令和3年9月8日(水曜日)
以下の2つの病院に「AYA世代がん相談情報センター」を設置します。
当センターでは、AYA世代がん患者の方からお話を伺った上で、個々のお悩みに関する相談窓口の情報等を提供します。
また、AYA世代のがん患者同士が交流できるイベントを開催するほか、都内がん診療連携拠点病院等【注2】の相談員同士の交流の機会も確保し、支援の充実を図ってまいります。
イベント等の詳細については、随時、東京都がんポータルサイトで公表いたします。
【注2】がん診療連携拠点病院、地域がん診療病院、東京都がん診療連携拠点病院、東京都がん診療連携協力病院、小児がん拠点病院及び東京都小児がん診療病院をいう。
※いずれも、土曜日、日曜日、祝日を除く午前9時00分から午後5時00分まで
令和3年9月3日(金曜日)
問い合わせ先 福祉保健局医療政策部医療政策課 電話 03-5320-4389 |
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