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報道発表資料  2021年09月16日  建設局

「葛西臨海水族園 既存施設利活用の基本的考え方」の策定について

東京都は、令和2年10月に策定した「葛西臨海水族園の更新に向けた事業計画」において、水族園機能を新施設に移設した後の現在の葛西臨海水族園(以下「既存施設」という。)について、「新施設整備の取組と並行して、利活用の可能性とその採算性等について検討を行い、水族園機能を移設した後、施設の状態等を調査の上、そのあり方について決定していく。」と定め、利活用の検討を行っています。
この度、これまでの検討を踏まえ、下記のとおり「葛西臨海水族園 既存施設利活用の基本的考え方」(以下「基本的考え方」という。)を策定しましたのでお知らせします。

写真
屋上のガラスドーム

1 目的

葛西沖の歴史や自然環境、周辺施設の状況、有識者や都民の意見に加え、「『未来の東京』戦略」(令和3年(2021年)策定)など都の方針を踏まえ、葛西臨海水族園既存施設の利活用のコンセプト及び今後の検討の視点と方向性を示すものです。

2 コンセプト

策定した「葛西臨海水族園 既存施設利活用の基本的考え方」では、「葛西臨海公園内に立地し、葛西海浜公園にも接するという特性を生かして、自然に親しみながら環境教育を行う場とするなど、新たな水族園とも有機的に連携しながら既存施設を利活用することにより、周辺一帯の魅力を向上させる。」と位置付けています。

3 検討の視点と方向性

  1. 持続可能な社会への貢献
  2. 公園全体の魅力向上
  3. 周辺施設との機能分担や相乗効果の創出
  4. 地域及び産学官民との連携
  5. 最新技術等の活用
  6. 事業性及び採算性

4 今後の検討の進め方

事業性や採算性を探るため、民間事業者へヒアリング等を行うほか、マーケットサウンディング等の市場調査も実施し、情報収集を行っていく予定です。新施設へ水族園機能を移転した後、施設の状態について調査を行い、利活用の方針を決定します。

詳細は、こちらをご覧ください

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問い合わせ先
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5368

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