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報道発表資料  2021年09月17日  環境局, 交通局, 総務局

水素ステーション等と連携した燃料電池バスによる停電時の給電支援が可能になります

水素と酸素の化学反応を利用して発電した電気で走る燃料電池バスは、外部給電器を使えば、静音で家電製品等へ給電することも可能です。
このたび、東京都と水素ステーション等が連携し、自然災害等による停電発生時に、避難所等において、交通局の燃料電池バスを活用した給電支援が行えるようになりましたのでお知らせします。

1 取組の概要

概要図

2 外部給電器の配置にご協力いただく水素ステーション等

(1) 水素ステーション等

  • 岩谷産業(株)
    イワタニ水素ステーション東京葛西(江戸川区)
    イワタニ水素ステーション羽田空港(大田区)
  • ENEOS(株)
    東京大井水素ステーション(品川区)
  • 東京ガス(株)
    豊洲水素ステーション(江東区)
  • (株)巴商会
    新砂水素ステーション(江東区)
  • (公財)東京都環境公社
    水素情報館「東京スイソミル」(江東区)

(2) 配置する数

15器

  • ※1 この他に、交通局の外部給電器も活用します(7器)。
  • ※2 避難所等への給電支援の方法としては、非常用発電機、電源車等の活用があり、燃料電池バスを活用した給電は給電支援の一つとなるものです。
  • ※3 燃料電池バスによる給電支援は、支援対象施設への往復を含む支援活動が可能な範囲になります。

【参考】燃料電池バスにおける外部給電器の利用について

  • 外部給電器とは、電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)または燃料電池バス等に接続することで、停電時にもクリーンで静かに家電製品等への給電が可能な装置
  • 満充填の燃料電池バス1台で235キロワットアワー【注】、最大9キロワット(接続する給電器の性能による)の給電が可能
    【注】避難所 約4.5日分(※)の消費電力量に相当
    (使用電力量を約50キロワットアワー/日として試算)

写真
燃料電池バスと外部給電器の接続

イメージ図
外部給電器と家電製品との接続イメージ(約7キロワット相当)

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略「ゼロエミッションモビリティプロジェクト」

問い合わせ先
(本事業について)
環境局地球環境エネルギー部次世代エネルギー推進課
電話 03-5388-3570
(都営バスについて)
都営交通お客様センター
電話 03-3816-5700
(災害対策について)
総務局総合防災部防災計画課
電話 03-5388-2359

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