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報道発表資料  2021年09月24日  生活文化局

令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査(速報版)について

この度、「令和3年度男性の家事・育児参画状況実態調査」(令和3年6月実施)の速報版をまとめましたので、お知らせします。
この調査は、男性の家事・育児参画状況について都民の実態を調査し、今後の施策の参考とするため実施しました。

1 調査結果ポイント

子育て世代の家事・育児関連時間の男女差は、令和元年度調査と比較して拡大

未就学児をもつ子育て世代の家事・育児関連時間(週全体における1日当たりの平均時間)について、男女の差は5時間20分となり、令和元年度調査(5時間1分)と比較して19分拡大した。【別紙「速報版」P2】

子育て世代の家事・育児関連時間(週全体平均)
グラフの画像

調査結果に対する有識者のコメント

第六期東京都男女平等参画審議会 男女平等参画部会
是枝俊悟委員(大和総研金融調査部主任研究員)

  • 男性の家事・育児関連時間(別紙「速報版P2,3」)は、平日平均については増加したものの週全体平均ではほぼ変化が無い。ただし、前提として、今回はコロナ禍での調査となったため、前回調査(令和元年度)と状況が異なる。実態把握には今後も継続した調査が必要。
  • コロナ禍における働き方の変化と平日の家事・育児への影響(別紙「速報版P4~」)は、コロナ禍前後の変化について回答者の主観を聞いていることに留意。家庭内のやるべき家事・育児が増加した(別紙「速報版P6」)は女性に比べ男性の割合が低く、男性は家事・育児を積極的に実践するまでに至っていない可能性がある。
  • 在宅時間のうち仕事以外に使える時間が増加(別紙「速報版P7」)したことで生活を重視するようになったという人が多く、在宅時間の増加が男性の意識にも影響を及ぼしている。
  • テレワーク等の働き方の仕組みづくりを進めるとともに、男性の家事・育児参画に向けた意識改革が必要。

2 調査概要

(1)調査目的

未就学児の子を持つ夫婦等の家事・育児分担に関する実態や男性の家事・育児参画状況について調査し、今後の施策の参考とする。

(2)調査対象

都内在住の18歳以上70歳未満の男女5,000人(うち未就学児を持つ男女2,000人)

(3)調査方法

WEBシステムを利用したインターネット調査

(4)調査時期

令和3年6月10日~令和3年6月18日

(5)主な調査項目

  • 平日、土曜日・日曜日、週全体における家事・育児関連時間
  • 平日の在宅時間のうち仕事以外に使える時間の変化と家事・育児にかける時間の変化
  • 仕事以外に使える時間が増加したことによる生活に関する考え方の変化

※詳細は別紙「速報版」(PDF:631KB)生活文化局ホームページ掲載)をご覧ください。

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3 その他

  • 今後、本調査結果について、詳細な分析を行い、11月頃に公表する予定です。
  • 東京都では、男性の家事・育児参画を推進するため、夫・パパの立場にある男性やその周囲の人々に役立つ情報を発信するホームページ「パパズ・スタイル」を運営しています。これまで家事・育児に疎遠だった男性でも気軽に取り組むことができるよう、様々なノウハウやヒントを掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

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本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略3 女性の活躍推進戦略「女性活躍に向けた社会のマインドチェンジプロジェクト」「家事・育児負担軽減プロジェクト」

問い合わせ先
生活文化局都民生活部男女平等参画課
電話 03-5388-3189

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