2021年09月30日　 建設局

契約事務における予定価格の誤りについて

北多摩北部建設事務所が契約した橋梁補修工事において、予定価格の積算に誤りがあることが判明しましたので、報告いたします。

1　概要

次の工事の予定価格の積算に当たり、単価の設定及び数量の計上に誤りがあったことから、予定価格が本来より過大となったものです。

1. 工事件名
   陸橋長寿命化工事（その1）伸縮装置取替
2. 契約日
   令和3年2月17日
3. 契約金額
   56,023,000円（税込）

2　原因

1. 鉄筋を切断する作業の施工単価について、一日当たりの標準作業量を誤って設定した。
2. 伸縮装置を設置するために必要となる材料費、施工費が未計上であった。

上記1.及び2.により、本来の予定価格に対し約990万円過大となった。

3　判明の経緯

令和3年9月、当該工事の設計変更作業を行うに当たり、都の担当者が設計書の細目を精査したところ、誤りが判明しました。

4　対応

本件は、工事が最終工程に至っていることから工事を継続します。なお、本件については、既に受注者及び他の入札参加者に説明し了解を得ています。

5　再発防止策

算出の誤りの原因、経緯を精査し、再度同様の事象が無いよう、照査体制の強化など適正な積算の徹底を図ります。

問い合わせ先 （再発防止について） 建設局道路管理部保全課 電話　03-5320-5295 （積算・契約について） 北多摩北部建設事務所補修課 電話　042-540-9528