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2021年11月08日 福祉保健局
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が慢性的に続く病気で、初期には自覚症状が乏しいですが、放置すると病気が進行し、深刻な合併症を引き起こします。自己免疫疾患等による1型糖尿病や、生活習慣などが要因となる2型糖尿病などがありますが、日本の糖尿病患者のほとんどは2型と言われており、糖尿病の多くは、健診受診による定期的なチェックと、運動、食事などの生活習慣の見直しにより、発症や重症化の予防を図ることができます。
東京都は、11月14日(日曜日)の世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病の正しい知識と予防の大切さを都民の皆様にお伝えするため、以下の取組を行いますので、お知らせします。
※「40歳から74歳の都民の約4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備軍」は、「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)の東京都分の再集計に基づく推計
11月14日の前後の期間、国内外の様々な施設で、世界糖尿病デーのシンボルマーク「ブルーサークル」にちなんだブルーライトアップイベントが行われています。
東京都においても、都庁舎、都立施設、趣旨に賛同いただいた施設においてブルーライトアップを実施し、キャンペーンを後押しします。
東京都庁第一本庁舎
午後6時00分から午後8時00分まで【注1】
東京芸術劇場
日没から午後10時00分まで【注2】
東京ゲートブリッジ
日没から午前0時00分まで【注1】
駒沢オリンピック公園
日没から午後11時00分まで
渋谷スクランブルスクエア
日没から午前0時00分まで
渋谷ヒカリエ
日没30分後から午前1時00分まで
東京ビッグサイト
日没から午後10時00分まで
ゆりかもめ新橋駅
午後5時00分から営業時間終了まで
【注1】12日(金曜日)を除く
【注2】8日(月曜日)を除く
その他のブルーライトアップ施設は世界糖尿病デー実行委員会ホームページ(外部サイトへリンク)に掲載しています。
新宿西口地下のデジタルサイネージによる糖尿病予防の啓発を行います。
11月8日(月曜日)から11月14日(日曜日)まで
新宿西口大型ディスプレイ及び新宿西口4号街路地下道柱面デジタルサイネージ
糖尿病のことを正しく知っていただくことが、予防の第一歩であることから、都では、発症予防に役立つ内容を盛り込んだ啓発資料を、都民向けと、企業・団体等の健康管理担当者向けの2種類作成し、ホームページで公開しています。是非、御覧下さい。
糖尿病の基礎知識や、日常生活の中で行える生活習慣の改善策など、発症予防に生かせる情報を盛り込んでいます。
別紙 リーフレット
職場として必要な知識、職場でできる対策など、従業員の糖尿病予防のための情報をまとめています。
別紙 パンフレット
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高い状態が慢性的に続く病気です。自己免疫疾患等による1型糖尿病と、生活習慣などが要因となる2型糖尿病などがあります。我が国の糖尿病患者のほとんどは2型と言われています。
糖尿病は初期には自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに糖尿病になっている可能性があります。
高血糖状態を放置していると、知らず知らずのうちに進行し、目、腎臓、神経などに深刻な合併症を引き起こします。
また、脳卒中、うつ病、認知症など、他の病気の発症リスクにも影響するとされています。
40歳から74歳の都民の約4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備群と推計されています。
肥満(BMI25以上)の方は、糖尿病になりやすい状態にあるため、十分な注意が必要と言われていますが、肥満ではない方でも糖尿病になる可能性があるため、油断は禁物です。
糖尿病のリスクは、血液検査で確認できます。血糖値が高めであれば、かかりつけ医に相談しましょう。
また、糖尿病と診断された場合は、早期治療及び治療継続が重要です。
(健診の検査項目と糖尿病リスクの関係)
食事、運動、睡眠、喫煙、飲酒など、生活習慣が発症に影響している2型糖尿病は、生活習慣の改善により予防を図ることができます。
(生活習慣改善のヒント)
糖尿病予防啓発資料「忍び寄る糖尿病 見直そう生活習慣」など、予防に関する情報はこちら
問い合わせ先 福祉保健局保健政策部健康推進課 電話 03-5320-4356 |
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