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報道発表資料  2021年11月12日  港湾局

円滑な港湾物流確保に向けた東京2020大会時における東京港の取組について

東京2020大会では、多くの競技会場や関連施設が臨海部に配置されたことから、大会開催に伴う交通混雑を抑制し、大会運営と円滑な港湾物流の両立を図る必要がありました。
このため、東京港では、中央防波堤外側Y2ターミナルや臨港道路南北線及び接続道路の新規供用などの機能強化を図るとともに、荷主や港湾関係事業者の方々に大会期間中における貨物の抑制や配送時間・ルートの変更についてご協力いただくため、「減らす」「変える」を基本的な方針として様々な取組を行ってきました。
このたび、取組の実施結果がまとまりましたのでお知らせします。

1 東京2020大会期間中のコンテナ処理台数とふ頭周辺の混雑状況

  • ゲートオープン時間拡大等により、大会期間中【注1】のコンテナターミナルゲート処理台数全体(約30万本)のうち約20%に当たる6万2,668本が、ピーク時間帯を避けて早朝・夜間【注2】に処理されました。
    【注1】集計期間:令和3年7月14日から同年9月8日まで
    【注2】早朝:7時30分から8時30分まで、夜間:16時30分から翌日4時00分まで
  • 荷主や港湾関係事業者の皆様のご協力により、コンテナ車両数の抑制や分散化・平準化が図られたことで、大会期間中、港湾物流に大きな混乱は生じませんでした。

グラフの画像

2 個別の取組概要

詳細は別紙(PDF:203KB)参照

  1. コンテナターミナルゲートオープン時間の拡大(全ターミナル)
    実施日:令和3年7月14日~同年9月8日のうち計28日間(平日のみ実施)
    利用実績:合計6万2,668本
  2. ストックヤードの設置
    設置場所:大井地区、城南島地区、青海地区、中央防波堤外側地区 計4か所600台分
    設置期間:令和3年7月1日~同年9月30日
    利用実績:1日平均291本の利用
  3. トラックから船舶・鉄道への利用転換支援の実施
    実施期間:令和3年7月1日~同年9月30日
    利用実績:合計2万233本

スムーズビズとは

東京都は、快適な通勤環境や企業の生産性の向上を図る新しいワークスタイルや企業活動の東京モデルを「スムーズビズ」とし、全ての人々がいきいきと働き、活躍できる社会の実現に向け、東京2020大会の交通混雑緩和に向けた交通需要マネジメント(TDM)とテレワーク、時差Bizなどの取組を一体的に推進しています。

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問い合わせ先
港湾局港湾経営部振興課
電話 03-5320-5528

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