1　新型コロナウイルス感染症対策　989億円

1　新型コロナウイルスの感染再拡大を阻止する対策　443億円

医療提供体制等の強化・充実　276億円

感染拡大時における地域外来・検査センターの体制強化事業　5億円

地区医師会等が設置する地域外来・検査センターの運営に係る経費の支援について、年末年始や連休期間、感染拡大時に都の要請に基づき検査体制を強化した場合に加算を実施

年末年始における入院医療体制の確保支援事業　30億円

医療機関における人員体制の確保が困難となる年末年始に、新型コロナウイルス感染症の入院患者を受け入れる医療機関を支援

年末年始における診療・検査体制の確保支援事業　17億円

年末年始に新型コロナウイルス感染症の診療・検査を実施する都内の診療・検査医療機関及びそれらの機関と連携し開所する調剤薬局を支援

宿泊施設活用事業　188億円

軽症等の新型コロナウイルス感染症患者を受け入れるホテル等の宿泊施設の運営について、受入可能規模を更に拡大するとともに、医療・看護度が高い往診型とリモート診療対応型の施設に分類するなど、健康管理体制の強化・効率化を実施

自宅療養者への往診体制の強化　4億円

往診の供給量が不足する地域への往診体制の強化や高齢者施設等におけるクラスター発生時の迅速な対策を行うため、感染拡大時において都が選定する往診可能な医療機関と連携し、自宅療養者等への医療提供体制を強化

往診による抗体カクテル療法促進事業　6億円

感染拡大時にも、患者に対し適時・適切に中和抗体薬を投与できる体制を整備し、高齢者施設等でのクラスター発生の未然防止等を図るため、往診で抗体カクテル療法を実施する医療機関を支援

保健所のデジタル化推進　0.9億円

保健所が感染拡大時においても疫学調査や健康観察等の業務を円滑に実施するため、音声マイニング技術による電話音声の自動文字起こし等、デジタルを活用した業務の一層の効率化を図るとともに、自宅療養者の健康観察等において、ウェアラブル端末の活用を先行実施

診療・検査医療機関による健康観察等支援　20億円

陽性判明後に自宅療養となった者に対し、速やかな健康観察を実施するため、保健所及びフォローアップセンターに加え、地域の医療機関等の協力による健康観察業務を実施

転院による患者受入促進事業　1億円

入院加療により症状が改善した新型コロナウイルス感染症患者について、主に軽症・中等症の患者を受け入れる医療機関へ転院させ、新たに重症・中等症患者を受け入れる医療機関を支援

東京都医療人材登録データベースを活用した医療人材確保事業　3億円

都が職員の派遣を要請した施設等において必要な人材を確保できる体制を構築するため、東京都医療人材登録データベースを活用して職員を派遣した医療機関等に対して補助を実施するとともに、登録されている医療従事者を対象にした研修を実施

看護職員再就業支援事業　0.3億円

看護需要の増大を踏まえ、東京都ナースプラザにおける情報発信や短時間・非常勤勤務希望者を受け入れる求人施設の開拓、職業紹介に向けた取組を強化するとともに、看護職員の再就業・定着に向けた奨励金の支給等を実施

院内感染対策人材育成支援事業　0.1億円

感染管理認定看護師等の専門資格を有する医療人材の育成を行う医療機関を支援するとともに、認定看護師等が不在の病院等において感染管理の指導的役割を担う院内感染対策リーダーを養成

感染の収束に向けた取組　166億円

ゲノム解析による変異株監視体制の強化　12億円

新たな変異株の発生動向等を監視する体制を構築するため、新たにゲノム解析の民間委託を実施

大規模接種会場における新型コロナウイルスワクチン集団接種事業　117億円

都が設置する大規模ワクチン接種会場において、医療従事者等に対する追加接種（3回目の接種）を令和3年12月から開始

中小企業等による感染症対策助成事業　38億円

コロナ対策リーダーを置く飲食店など、都内中小企業・グループ等を対象に、各業界団体の感染症防止ガイドライン等に沿った新型コロナウイルス感染症対策を行う際の経費を助成