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2021年12月02日 建設局, (公財)東京動物園協会
恩賜上野動物園(園長 福田豊)ではニシゴリラの「ピーコ」が死亡しましたので、お知らせします。ピーコは国内で生存しているニシゴリラでは最高齢の個体でした。
ニシゴリラ「ピーコ」
(撮影日:2021年7月11日)
ピーコは2019年7月中旬頃から体調をくずして食欲が落ちてきたため、8月に麻酔下で検査したところ重度の肺炎が見つかりました。投薬治療により症状が改善したため、ピーコの体調を見ながら心身に負担のかからないように飼育管理を行ってきました。
2021年11月に急激に体調が悪化し、食欲がほとんどない状況になったため、できる限りの検査と投薬を行いました。しかし、12月2日朝に死亡しているところを飼育担当が確認しました。
死因が判明した際は、恩賜上野動物園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。
ピーコは1971年7月18日に広島市安佐動物公園(広島県広島市)に来園し、希少なゴリラの繁殖のため、1993年4月にブリーディングローン【注】で当園に受け入れました。
群れには入らず単独で生活し、布を頭からかぶるのが好みで、その姿が印象的でした。
【注】ブリーディングローンについて
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペアを形成し、繁殖に寄与することを目的としています。
6頭(オス2、メス4)
28歳
4歳
推定43歳
38歳
12歳
8歳
6施設 20頭(オス10、メス10)
資料:2020年ニシゴリラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
※「附属書1」の数字の正しい表記はローマ数字です。
問い合わせ先 (公財)東京動物園協会 恩賜上野動物園 電話 03-3828-5171(代表)17時00分まで 恩賜上野動物園教育普及課 電話 03-3822-5811 建設局公園緑地部計画課 電話 03-5320-5374 |
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