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令和3年(2021年)12月8日更新
恩賜上野動物園(園長 福田豊)では、千葉市動物公園と当園で行っているニシゴリラの共同繁殖により、千葉市動物公園から受け入れた「モモコ」の妊娠が確認されましたので、お知らせします。
ニシゴリラ「モモコ」
(撮影日:2021年11月18日)
2021年9月23日に、オスの「ハオコ」と複数回の交尾が確認されました。妊娠の指標となる尿中ホルモンを検査したところ、尿中のホルモン値の動向からほぼ妊娠が確定したと判定しました。動物への影響を考慮し、エコーやレントゲンによる検査は実施していません。
過去のモモコの妊娠状況に基づくと、出産は最後に交尾が確認されてから約8ヵ月半(250日~270日)に起こることから、交尾確認日(9月23日)を妊娠0日とすると、出産は2022年6月上旬から中旬頃になる見込みです。
※繁殖について
ゴリラのメスはおよそ7歳(6歳5ヵ月~8歳7ヵ月)で性成熟します。野生での初産は10歳前後が普通です。発情周期は25~40日で、平均26日、妊娠期間は約8ヵ月半(250~270日)と報告されています。新生児の体重は約2キログラム(1.8キログラム~2.3キログラム)で、9週齢でハイハイをし、30~40週齢で歩き始めます。離乳は2.5~3歳です。
6頭(オス2頭、メス4頭)
日本国内の飼育状況:6園20頭(オス10頭、メス10頭)
資料:2020年ニシゴリラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
ニシゴリラ(霊長目 ヒト科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:CR(近絶滅種)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」の数字の正しい表記はローマ数字です。
【恩賜上野動物園】
※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
恩賜上野動物園
※恩賜上野動物園は、引き続き平日も土曜日・日曜日・祝日も整理券予約システムを導入して1日の入園者数を制限しています。
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