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2022年01月13日 産業労働局
東京都は、ゼロエミッション東京を実現するため、資金及び販路・人材・ブランド等を持つ事業会社等とのオープンイノベーションプロジェクトにより、都内に集積するエネルギー・環境系の企業が有する課題を解決へと導き、その企業が取り組むゼロエミッションに向けた技術開発の加速化を支援する「ゼロエミッション東京の実現に向けた技術開発支援事業」を実施しています。
この度、15件の応募の中から、令和3年度の採択企業2社が決定しましたのでお知らせいたします。
エクセルギー・パワー・システムズ株式会社(文京区)(外部サイトへリンク)
MW級パワー型蓄電池・燃料電池ハイブリッドシステム
関西電力株式会社、株式会社三菱総合研究所、三井不動産株式会社
2050年のゼロエミッション東京、2030年のカーボンハーフに向けて再生可能エネルギーを東京都の基幹エネルギーとするためには、都民及び都内の企業が不安定な再エネを高い電力品質で安定的に利用できるようにする必要がある。送配電網における調整力の確保、大規模電力需要家におけるカーボンニュートラルなバックアップ電源の確保という2つの課題の同時解決に向け、MW級のパワー型蓄電池と燃料電池のハイブリットシステムの技術開発を加速する。
EV蓄電池アグリケーションによる大規模VPP事業
三井住友ファイナンス&リース株式会社、芙蓉総合リース株式会社
住友三井オートサービス株式会社
EVの車載蓄電池の充電情報をクラウド上で集約管理することでVPP(点在する太陽光や蓄電池、EVなどのエネルギーリソースをIoT技術で管理・制御して1つの発電所のように機能させる新しい需給調整の仕組み)を構築し、EVエネルギーマネジメントの事業化を目指す。近年、環境意識の高まりに伴い、EVと合わせて発電量が不安定な再エネ電源の普及も進んでいく中で、高度な電力の需給バランス管理が求められている。事業化に向けては、EVユーザー向けに当社のEV充放電遠隔制御のシステムを提供し、そのEVをVPPに組み入れることで、将来的にEV由来の調整力を取引する事業を構築する。
※上記内容は交付申請書類受付時点(令和3年10月1日時点)の情報です。今後、プロジェクトの進捗状況等について、随時事業ホームページにてお知らせいたします。
以下の(1)~(3)を全て満たすベンチャー・中小企業等
(1)基準日(令和3年8月1日)現在、次の1.または2.該当していること
(2)申請日時点で、次の1.及び2.に該当するプロジェクトを組成していること
(3)募集要項に定める諸要件を満たすこと
初年度6千万円、次年度以降1億8千万円 計 最大6億円(下限額1億5千万円)
補助対象経費の3分の2以内
2件
交付決定日から最長3年3か月
ホームページ
製品等の事業化に要する開発・改良・実証実験経費、販路開拓経費
※「事業会社等」とは、本プロジェクトに対して、出資及び販路/人材/ブランド等を提供した者を指します。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
問い合わせ先 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320-4694 |
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