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令和4年(2022年)6月21日更新
葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、第一線で活躍する研究者やナチュラリストが海や川の環境、そこにくらす生き物のおもしろさ、そして研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座「海の学び舎2022」を開催します。
第1回は、福岡県保健環境研究所専門研究員の中島淳氏を講師にお招きします。日本の原風景ともいえる湿地帯。現在では、その多くが失われ、そこにくらす生き物のほとんどが絶滅の危機に瀕しています。生物多様性を守るとはどういうことか、私たちにはどんなことができるのか? 湿地帯の自然や生き物の魅力に触れながら、一緒に考えてみませんか?
湿地帯の風景とそこにくらす生き物(左からアリアケスジシマドジョウ、カエンツヤドロムシ、カマツカ)
令和4年7月24日(日曜日) 10時00分~12時00分
ウェブ会議サービス「Zoom」を使ったリモートで実施
高校生・大学生 ※専門学生、大学院生を含みます。
50名 ※事前申込制(先着順)
無料 ※通信料は参加者ご自身の負担となります。
「身近な湿地帯と生物多様性」
中島淳氏(福岡県保健環境研究所 専門研究員)
河川や池沼、干潟などの身近な湿地帯には様々な生物がくらしています。そうした湿地帯にはドジョウやゲンゴロウ、トノサマガエルやハマグリなど、多くの人がよく知っているなじみ深い生物が多くくらしています。しかし近年、身近な湿地帯環境は人為的な影響で悪化し、失われ、身近な湿地帯生物の多くが日本各地で絶滅寸前という状況になってしまいました。
本講演では、身近な湿地帯環境とそこに暮らす湿地帯生物を紹介するとともに、現在の環境問題の中で主要な課題となっている「生物多様性保全」とは何か? 生物多様性を守っていくにはどういう知識が必要なのか? について、解説していきたいと思います。
福岡県保健環境研究所専門研究員。博士(農学)。淡水魚類と水生甲虫類を対象とした生態学や分類学を専門とし、生物多様性保全に関する調査研究にも取り組んでいる。
主な著書に『湿地帯中毒:身近な魚の自然史研究』(東海大学出版部)、『日本のドジョウ 形態・生態・文化と図鑑』(山と溪谷社)、『ネイチャーガイド日本の水生昆虫』(文一総合出版)など。日本魚類学会奨励賞(平成27年)。好きな淡水魚はカマツカ。
中島淳氏
葛西臨海水族園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)の受付フォームからお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、葛西臨海水族園教育普及係までご連絡ください。
東京ズーネット
受付フォーム
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
令和4年7月22日(金曜日)送信分まで有効
※6月21日(火曜日)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
※締切前に定員に達した際は、葛西臨海水族園ホームページでお知らせします。
※実施についての最新の情報は葛西臨海水族園公式ホームページをご確認ください。
【葛西臨海水族園】
※開園日については葛西臨海水族園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
葛西臨海水族園
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