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令和4年(2022年)7月14日更新
かつての井の頭池は、豊富な湧水を湛(たた)え、多くの水草が繁茂する池でした。しかし、周辺の都市化に伴い湧水は涸(か)れ、水質悪化や外来種の移入などにより、水草は姿を消しました。
そうした中、市民と行政が一体となり、かつての井の頭池をよみがえらせようとさまざまな取組が行われてきました。その柱となるのが「かいぼり」です。このかいぼりにより、一度は姿を消した水草が、池底の泥の中から復活しました。そのひとつが、かつて井の頭池ではじめて発見され、その後まもなく姿を消した幻の水草「イノカシラフラスコモ」です。
この特設展示では、イノカシラフラスコモ復活までの取組と、井の頭自然文化園(園長 金子美香子)でのイノカシラフラスコモの域外保全及び展示の取組についてご紹介します。
イノカシラフラスコモ
令和4年7月15日(金曜日)~10月2日(日曜日)
水生物館 特設展示場
イノカシラフラスコモの生態や井の頭池で復活した経緯、井の頭自然文化園の取組などを、パネルや映像でお伝えします。また、2つの水槽でイノカシラフラスコモの生体のほか、井の頭池で見られる水生生物を展示します。
水草類 イノカシラフラスコモ、ナガエミクリなど
魚類 モツゴ、ウキゴリ
東京都西部公園緑地事務所、加藤将氏(新潟大学)、認定NPO法人生態工房
【井の頭自然文化園】
※開園日については井の頭自然文化園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
井の頭自然文化園
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