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令和4年(2022年)8月26日更新

報道発表資料

令和4年度 名誉都民候補者

石井 ふく子(いしい ふくこ)氏

大正15年9月1日生(96歳 港区在住)
テレビプロデューサー
舞台演出家
※年齢は令和4年10月1日現在

写真1

経歴

大正15年 東京府(現東京都)生まれ
昭和22年 新東宝のニューフェイスに合格、女優として活動
昭和25年 日本電建株式会社に入社、ラジオドラマの制作に関わる
昭和32年 株式会社ラジオ東京の嘱託として「東芝日曜劇場」のテレビドラマ制作に携わる
昭和33年 テレビドラマ「橋づくし」放送
昭和36年 正式に株式会社東京放送に入社
昭和40年 テレビドラマ「女と味噌汁」放送開始
昭和43年 舞台「なつかしい顔 君は今どこにいるの」上演
昭和45年 テレビドラマシリーズ「ありがとう」放送開始
昭和60年 「テレビ番組最多プロデュース」でギネス世界記録
平成元年 紫綬(じゅ)褒章
平成2年 テレビドラマシリーズ「渡る世間は鬼ばかり」放送開始
平成26年 「世界最高齢の現役テレビプロデューサー」でギネス世界記録
平成27年 「最多舞台演出本数」でギネス世界記録

顕彰事由

氏は、プロデューサーとして数々のホームドラマを世に送り出すとともに、演劇でも数多くの作品の演出を手掛けた。「心を伝える」ことを大切に、長きにわたり第一線で活躍を続けるその姿は、人々に希望や活力を与え、広く都民が敬愛し、誇りとするところである。

候補者のコメント

お知らせを頂き、びっくりしました。
東京に生まれて育った私にとっては、本当に大きな大きな宝物です。
今までテレビ・舞台の仕事を通じて、皆様に出逢ったことが大きな財産です。
人と人との心のやさしさ、あたたかさに支えられて、これからもがんばって仕事をしていきたいと存じて居ります。
ありがとうございました。

早田 卓次(はやた たくじ)氏

昭和15年10月10日生(81歳 世田谷区在住)
元体操選手
日本大学名誉教授
※年齢は令和4年10月1日現在

写真2

経歴

昭和15年 和歌山県生まれ
昭和38年 日本大学文理学部体育学科卒業
昭和39年 第18回オリンピック競技大会(東京)体操競技団体総合、種目別つり輪金メダル
昭和45年 第17回世界体操競技選手権大会(リュブリアナ)団体総合優勝
昭和46年 現役引退、後進の指導に当たる
平成元年 日本大学文理学部教授
平成13年 財団法人日本体操協会副会長
同年 財団法人日本オリンピック委員会理事
平成14年 紫綬(じゅ)褒章
平成15年 日本オリンピアンズ協会理事長
平成24年 日本大学名誉教授
令和元年 旭日小綬(じゅ)章
令和3年 特定非営利活動法人日本オリンピアンズ協会副会長

顕彰事由

氏は、第18回オリンピック競技大会(東京)で金メダルを獲得し、日本体操界の発展に寄与した。引退後も後進の育成に尽力する傍ら、公益財団法人日本オリンピック委員会等の役職を歴任し、日本スポーツ界の振興に貢献している。選手としての功績はもとより、スポーツ界に多大な貢献を果たすその姿は、人々に希望や活力を与え、広く都民が敬愛し、誇りとするところである。

候補者のコメント

この度は、東京都名誉都民にご推挙いただきまして、ありがとうございます。誠に光栄に存じます。
新型コロナウイルス感染症がまん延する中、2020年東京オリンピック・パラリンピックが延期され、一時は心配しましたが、2021年7月23日に開会し、無観客のオリンピックではありましたが、日本選手団の大活躍によって国民は興奮と感動をいただきました。
1964年はオリンピアンとして、2020年東京五輪は応援団として体験できたことに感謝で一杯です。スポーツの人間力(ちから)に感謝しながら、これからも楽しいスポーツ人生を送りたいと思います。

本多 一夫(ほんだ かずお)氏

昭和9年7月11日生(88歳 世田谷区在住)
劇場経営者
俳優
※年齢は令和4年10月1日現在

写真3

経歴

昭和9年 北海道生まれ
昭和28年 北海道札幌伏見高等学校卒業
同年 北海道放送株式会社の演劇研究所に入所
昭和30年 新東宝のニューフェイスとして俳優デビュー
昭和34年 下北沢で飲食店経営を開始
昭和47年 「本多劇場」の建設を計画
昭和55年 俳優養成所「本多スタジオ」設立
昭和56年 「ザ・スズナリ」開場
昭和57年 「本多劇場」開場
平成9年 第19回日本文化デザイン賞
平成17年 平成17年度文化庁長官表彰
平成18年 俳優復帰
平成30年 第52回吉川英治文化賞

顕彰事由

氏は、全国でも例のない個人劇場を数多く運営し、演劇人の夢を支援し続けてきた。その活動は、演劇界の発展のみならず、下北沢を演劇の街として活性化させることにもつながっている。氏の功績は多大であり、高い志を持ち、積極的に前進し続けるその姿は、人々に希望や活力を与え、広く都民が敬愛し、誇りとするところである。

候補者のコメント

この度は名誉都民にご推挙いただき、誠にありがとうございます。
生まれ故郷の札幌から20歳で上京し、世田谷区下北沢に住み68年になります。
若い頃から夢見た演劇への思いが深く、下北沢に個人で劇場を作り40年。現在は下北沢を中心に、都内に中小劇場を9劇場ほど運営するに至っております。
これからも演劇人の自由な創作の場を作っていきたいと思っております。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

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