2022年09月22日
産業労働局
東京都中小企業の景況
令和4年9月調査
都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
8月の景況
業況:再び上向く
見通し:3か月ぶりに上向く
- 8月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-30(前月-35)と再び上向いた。今後3か月間(9~11月)の業況見通しDI(当月(8月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-22(前月-24)と3か月ぶりに上向いた。
- 業種別の業況DIをみると、小売業(-56→-47)は9ポイント増加、卸売業(-37→-29)は8ポイント増加しともに改善した。サービス業(-26→-24)は2ポイント増加しわずかに改善した。製造業(-24→-25)はほぼ横ばいで推移した。
- 前年同月比売上高DI(-18→-20)は2ポイント減少しわずかに悪化した。製造業(-13→-19)とサービス業(-6→-12)はともに6ポイント減少し悪化した。一方、卸売業(-16→-12)と小売業(-43→-39)はともに4ポイント増加しやや改善した。
- 業種別の業況見通しDIをみると、サービス業(-20→-17)は3ポイント増加、製造業(-22→-20)は2ポイント増加しともにわずかに改善した。小売業(-33→-32)と卸売業(-21→-22)はともにほぼ横ばいで推移した。
業況DI・業況見通しDI(全体)
(季節調整済DI) |
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付帯調査
東京都中小企業収益動向調査
令和3年度の収益動向と令和4年度の収益見通し
- 令和3年度の売上高の状況
令和2年度と比較した令和3年度の売上高の状況は、増加した企業44.1%、減少した企業55.9%
- 令和3年度の経常利益の状況
令和2年度と比較した令和3年度の経常利益の状況は、増加した企業が24.2%、減少した企業が45.2%
- 令和3年度の採算状況
令和3年度の採算状況は、黒字企業が35.3%、赤字企業が41.2%
新型コロナウイルス感染症による事業活動等への影響
- 経営や事業活動への影響
新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう2022年(令和4年)8月の経営や事業活動への影響を全体でみると、「影響あり」が55.9%(前回調査56.0%)
- 売上高への影響
経営や事業活動への影響で「影響あり」と回答した企業の新型コロナウイルス感染症発生前の2019年(令和元年)8月と比較した2022年(令和4年8月)の売上高を全体でみると、『減少』が88.6%(前回調査91.0%)
調査の概要
1 調査目的
毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。
2 調査方法
郵送による配布、郵送による回収(毎月)
3 調査機関
産業労働局 商工部 調整課
4 回収期間
令和4年9月1日~令和4年9月9日
5 調査規模
対象企業 3,875企業
(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業
6 回答状況
回答企業数(回答率) 1,298企業(33.5%)
(業種別)
製造業 347企業(30.8%)
卸売業 350企業(40.0%)
小売業 281企業(32.1%)
サービス業 320企業(32.0%)
(規模別)
小規模 628企業(35.4%)
中小規模 232企業(32.3%)
中規模 260企業(37.8%)
大規模 170企業(35.5%)
規模不明 8企業(3.7%)
※全文掲載ホームページ
問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639 |