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令和4年(2022年)9月29日更新
介護支援専門員の手当は介護現場の従事者よりも少ない上に、資格更新のための研修は多く、その上お金も掛かるため、誰も介護支援専門員になりたがりません。業務のほかに研修の課題までやっていられません。このままだと介護現場は崩壊します。介護支援専門員を国家資格にしてほしいとまでは言いませんが、せめて研修の負担が少なくなるよう配慮してほしいです。せっかく頑張って現場経験を経て介護支援専門員の資格を取ったのに、負担が大きいと辞めていきます。介護支援専門員不足は大問題です。
このたびは、介護支援専門員研修についての御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
介護支援専門員は、適切なケアマネジメントに必要となる知識や技能の維持・向上を図るため、資格更新時に法定研修を受講することが介護保険法により義務付けられておりますが、一方で研修受講に係る負担の軽減が求められております。
このため東京都では、介護支援専門員の資格更新のために必要な法定研修経費の一部を補助金等で負担することで、受講者の負担軽減を図っています。また、研修会場への移動に伴う負担をなくすため、研修を全日程オンラインで受講できるようにしております。
また、東京都は、適切なケアマネジメントを実現するため、介護支援専門員を取り巻く状況を踏まえ、質の高い介護支援専門員の安定的な確保や、介護支援専門員が力を発揮できる環境の整備に必要な措置を講じることを国に対し提案要求しております。
今後とも、都の高齢者施策に御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
(福祉保健局)
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