2022年10月06日
福祉保健局
サル痘患者の発生について
都内在住で、発疹の症状を示し、令和4年10月4日、都内の医療機関を受診していた方について、検査の結果、サル痘の陽性が確定しました。
患者の概要
- 年代:40代
- 性別:男性
- 居住自治体(居住地):東京都
- 症状:発疹
- 海外渡航歴:なし
- 患者の状況:発疹の症状が認められるものの、状態は安定しています。
サル痘とは
- サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。
- サル痘の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
- サル痘の流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
問い合わせ先
(患者発生に関すること)
福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課
電話 03-5320-4088
(検査の技術的部分に関すること)
東京都健康安全研究センター微生物部
電話 03-3363-3231 |