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報道発表資料  2022年10月12日  環境局, 産業労働局

東京都主催「TIME TO ACT:水素フォーラム2022」における知事の発言について

本日の「TIME TO ACT:水素フォーラム2022」における知事発言について、以下のとおりお知らせします。

日時

令和4年10月12日(水曜日) 19時00分~20時20分

テーマ

グリーン水素の普及

形式

対面・オンラインによるハイブリッド開催(ライブ配信)

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小池都知事の主な発言主旨(口述筆記ではありません)

  • 製造段階でCO2を排出しないグリーン水素は、太陽光をはじめとする再生可能エネルギーの調整力としても期待され、脱炭素社会を支える柱となるもの
  • 日本はエネルギーのほとんどを海外からの化石燃料に依存しており、エネルギーの安定確保の観点からも水素は重要
  • 都は、今年3月に「東京水素ビジョン」を策定し、2050年にグリーン水素が本格的に活用されている東京の姿と、そのマイルストーンとなる2030年に向けた施策の方向性を示した
  • 都はこれまで、モビリティ分野での水素利用の拡大に積極的に取り組んできたが、今後は、業務分野における水素需要の拡大も目指す
  • 2050年のゼロエミッションに向けては、グリーン水素の普及拡大が不可欠であり、都内でもグリーン水素の製造にチャレンジするほか、海外で作られたグリーン水素を受け入れるサプライチェーンの構築も重要
  • そのため、都は今年8月、国際サプライチェーン構築などに向けて先進的な事業を展開する国内企業と意見交換する「東京グリーン水素ラウンドテーブル」を開催し、グリーン水素の普及に向けて検討を深めている
  • 今後は、水素の製造に関するプロジェクトを積極的に推進されている海外の都市の皆様とも知見を共有しながら連携を深めていきたい
  • 都は、「グリーン水素の普及に向けた共同メッセージ」※のとおり、グリーン水素の普及に向け実効性のある取組で世界をリードしていく

※「グリーン水素の普及に向けた共同メッセージ」
世界各地では大規模な洪水や干ばつなど、今年も異常気象による甚大な被害が多く発生している。もはや気候変動は私たちの命にも関わる深刻な状況にあり、一刻の猶予も許されない。同時に、世界のエネルギー供給は大きな混乱の中にある。
脱炭素化とエネルギー安定確保に向けては、世界の様々な主体が知見や課題を共有し、連携して立ち向かう必要がある。私たちは今まさに、未来を決める分岐点にいる。「TIME TO ACT」、今こそ、行動を加速させる時である。
水素は長期間の貯蔵に優れ、多様な分野での活用が可能なことから、世界規模でのエネルギーの安定確保に大きな役割を果たす。特に、再生可能エネルギーから製造されるグリーン水素は、利用時だけでなく製造時にもCO2を出さない環境負荷の低いエネルギーである。
運輸、業務・産業、家庭などあらゆる場面で水素エネルギーを活用することは、よりクリーンで持続可能な社会を実現すると確信するものとする。私たちは、より明るい未来を切り開き、豊かな地球を次世代へと引き継ぐため、グリーン水素の普及に向け、実効性のある取組で世界をリードしていくことを、賛同いただいた皆様とともにここに表明する。

東京都知事 小池百合子
サラワク州首相 アバン・ジョハリ
ニュー・サウス・ウェールズ州首相 ドミニク・ペロテー
Hydrogen Council共同議長、川崎重工業(株)取締役会長 金花芳則

問い合わせ先
(フォーラムについて)
環境局総務部環境政策課
電話 03-5388-3501
(グリーン水素施策について)
産業労働局産業・エネルギー政策部新エネルギー推進課
電話 03-5388-3421

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