2023年02月16日
教育庁
都立学校生のオリンピック・パラリンピック次期開催都市パリへの派遣について
東京都教育委員会は、以下のとおり海外派遣等を実施しましたので、報告します。
1 目的
東京都オリンピック・パラリンピック教育のレガシーとして、実践的な国際交流による「豊かな国際感覚」の醸成を一層推進するとともに、生徒の交流を通して、東京都のオリパラ教育をパリに継承する。
2 実施期間
令和5年1月30日(月曜日)~2月3日(金曜日)
3 参加生徒
都立学校生 27人
- 都立白鴎高等学校【注】(4人)
- 都立忍岡高等学校(4人)
- 都立飛鳥高等学校(4人)
- 都立桜修館中等教育学校(4人)
- 都立立川国際中等教育学校(4人)
- 都立南多摩中等教育学校(4人)
- 都立葛飾ろう学校(1人)
- 都立中央ろう学校(1人)
- 都立立川学園(1人)
【注】「白鴎高等学校」の「鴎」は、正しくは「メ」の部分が「品」
4 事前研修概要
- 東京都のオリパラ教育に関する振り返り
- フランスの文化・歴史に関する学習
- ろう学校生徒による手話に関する演習
5 主な訪問・視察先、活動内容
- クロード・ベルナール校
オリパラ教育取組事例を発表
スポーツ交流活動(ダンス)
- ラ・フォンテーヌ校
スポーツ交流活動(ボッチャ)
文化交流活動(書道)
- ルーブル美術館
文化交流活動(美術鑑賞)
- ソルボンヌ大学
近代オリンピックについて学習
- パリ大会開催予定地を視察
6 生徒の振り返り
- 言葉以外に身振りなども交えて様々な生徒と交流した。伝えたい、知りたいという気持ちがあれば、意思疎通を図れると実感した。
東京五輪音頭の紹介
- コミュニケーションの障壁は多々あったが、伝えることを諦めず、様々な方法を駆使することで、壁を乗り越えることができた。今後も様々な人々と積極的に関わっていきたい。(ろう学校生徒)
手話に関する事前研修
- フランスの高校生の日本への関心の高さに驚くとともに、様々な質問を受ける中で、日本の良さを改めて認識した。
日本文化紹介(書道)
- ボッチャやダンスでの言葉の壁を越えた交流は、とても心地よく、まさにスポーツのもつボーダーレスな魅力だと感じた。
パラスポーツ体験(ボッチャ)
- 世紀を超えた2回目のパリ開催は、理念の継承、歴史の重みのみならず、施設の再活用などSDGsへの意識を強く感じさせた。
近代五輪について学習
7 今後の予定
- 各学校での研修振り返りと校内発表
- 2月19日(日曜日) 事後研修
- 3月下旬 成果報告会
学校での振り返り
問い合わせ先
教育庁指導部指導企画課
電話 03-5320-6867
ファクス 03-5388-1733
Eメール S9000020(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。 |