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2023年03月29日 産業労働局
東京都では、波及効果のある新たなビジネスの創出を目的とし、都内ベンチャー・中小企業が大企業等とのオープンイノベーションにより事業化する革新的なサービス・製品等を対象に、その開発・実証・販路開拓等に要する経費の一部を補助する「未来を拓くイノベーションTOKYOプロジェクト」を実施します。
この度、18件の応募の中から、令和4年度の採択企業2社が決定しましたのでお知らせいたします。
中長距離に給電可能なワイヤレス給電機器の設計・製造
国内大手FA機器メーカー
エッジデバイスをマイクロ波ワイヤレス給電(以下WPT)化し、デジタル世界の実現と国際競争力の強化に貢献する。爆発的なセンサの増加により新市場の創出が期待されるが、コストや物理的な制限、Co2排出量の要因から給電源(配線やバッテリ等)が世界的課題であった。
WPTは課題を解決するキーテクノロジーとして注目されている。当社システムの標準化やオープン化によって、国内での新市場の発足による国内企業の発展と国際競争力の増強を目指す。
脳卒中重度麻痺患者のための、医療用BMIリハビリ機器の開発
塩野義製薬株式会社
当社は、今まで治療方法が存在しなかった脳卒中重度麻痺患者のために、医療用BMIリハビリ機器を開発し、医療機関への展開に向けて準備中である。一方で、患者は運動機能の回復維持のため生涯にわたる訓練が必要だが、医療制度上、発症6か月後には退院を余儀なくされているのが現状である。本計画では、自宅で使える簡易BMIデバイスを開発し、患者を生涯にわたり支援するサービスを実現する。
※上記内容は交付申請書類受付時点(令和4年12月21日時点)の情報です。今後、プロジェクトの進捗状況等について、随時事業ホームページ(外部サイトへリンク)にてお知らせいたします。
※「事業会社等」とは、本プロジェクトに対して、出資を行うとともに、販路・人材・ブランド等を提供した者を指します。
以下の(1)~(3)を全て満たすベンチャー・中小企業等
交付決定日から最長2年
2件
計 最大3億円(下限額1億円)※年度毎の補助限度額は1億5千万円
補助対象経費の2分の1以内
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
問い合わせ先 産業労働局商工部創業支援課 電話 03-5320-4694 |
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