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報道発表資料  2023年04月17日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園 インドサイの「ター」が死亡しました

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多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびインドサイの「ター」が死亡しましたのでお知らせします。

1 死亡したインドサイ

写真

インドサイ「ター」
(撮影日:2017年10月23日)

名前

ター

性別

オス

年齢

26歳

生年月日

1996年11月20日 バーゼル動物園生まれ

死亡日

2023年4月13日(木曜日)

死因

起立不能による多臓器不全

2 経緯

2月頃から、起き上がる際に通常より時間がかかることが増えていました。後肢の痛みが疑われたため、投薬治療を行うとともに爪を削る、床にウッドチップを敷き詰めて足への負担を減らすなどの対策を行っていました。一時は改善したように思われましたが、4月10日の夜間より起立不能となりました。投薬、麻酔下での体位改善など、自力で起立できるように治療を続けていましたが、4月13日の夕方に状態が悪化し、18時過ぎに死亡を確認しました。起立できない時間が続いたことで筋肉の損傷と循環の悪化が生じたため、老廃物が溜まり、複数の臓器に障害を引き起こしたと考えられます。

3 当園での飼育状況(2023年4月17日現在)

2頭(オス1、メス1)※今回死亡した「ター」は含みません。

4 日本国内の飼育状況(2022年12月31日現在)

インドサイ 4施設 8頭(オス5、メス3)
資料:インドサイ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

インドサイ(奇蹄目 サイ科)
(ワシントン条約附属書1)、IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2)類)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」「2類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Rhinoceros unicornis
  • 英名
    Greater one-horned rhinoceros
  • 分布
    インド北部とネパール南部
  • 生態等
    川辺の草原に棲み、隣接した森林地帯も利用します。単独でなわばりを持って生活します。ひだのある鎧のような分厚い皮膚をもち、角が1本あります。上唇はとがっており、主食である木の葉や枝をつかむのに適した形状をしています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611(代表 ※17時00分まで)
Eメール tama_kouhou(at)tzps.or.jp
建設局公園緑地部計画課
電話 03-5320-5374
Eメール S0000380(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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