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令和5年(2023年)5月11日更新
葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、このたびオウサマペンギンを下田海中水族館(静岡県下田市)に移動することになりましたので、お知らせします。
「スウ」
オス
2021年8月3日 葛西臨海水族園生まれ(1歳8ヶ月)
オウサマペンギン「スウ」
2023年5月11日(木曜日)
当園では、2010年9月からオウサマペンギンの飼育を開始し、2019年から順調に繁殖に成功しています。オウサマペンギンを今後も健康に飼育していくためには、飼育園館が連携して国内個体群の遺伝的多様性に配慮した繁殖を進めることが重要です。そこで今回、当園の個体を下田海中水族館に移動することにしました。
10羽(オス6羽、メス4羽)
※今回移動する個体を含みます。
18園館 275羽(オス152、メス108、不明15)
資料 (公社)日本動物園水族館協会
オウサマペンギン(ペンギン目 ペンギン科)
IUCNレッドリスト:LC(軽度懸念)、東京都ズーストック種
Aptenodytes patagonicus
King penguin
85~95センチメートル
10~16キログラム
南緯45~55度の間の亜南極の島々
体長は85~95センチメートル、体重は10~16キログラム。コウテイペンギンに次ぐ大きさのペンギンです。野生では水深100~300メートルまで潜水して、魚やイカなどを採食します。遊泳速度は平均毎秒2.1メートル。産卵は葛西臨海水族園では5月~7月に見られ、巣はつくらず、雌雄が交代で卵を足の上に乗せて抱卵嚢(ほうらんのう)(お腹の皮膚のたるみ)をかぶせて温めます。孵化までの日数は52日~58日。ヒナは灰色がかった茶色の羽毛が密生していて、この綿羽は孵化後約10~12ヵ月齢まで維持されます。巣立つのは約1年後で、他のペンギン類に比べると期間が長いのが特徴です。
9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
一般:700円、65歳以上:350円、中学生:250円
※開園日については葛西臨海水族園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。
葛西臨海水族園
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